としぼうのエンジョイ・ライフ ゴルフ・グルメ・旅行

ゴルフ、グルメ、スイーツ、旅行に関する日常を公開します。2019年2月より2度目の米国駐在がスタート。

体重計の地域補正を考えていたら、ゴルフの飛距離について赤道と極地がどの位変わるか知りたくなった話。

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やはり年齢を重ねて、健康についてもう少し気を使わなければいけないかなぁ?

と思い、ジャカルタで

OMRON

のデジタル体重計を購入。

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乗ってみると何となく、日本で測るよりも軽いような感じがします。

緯度による重力の影響はもともと知っていたのですが

この体重計は既に地域補正をされているのか?

自分でするのか?

説明書も読まずにどっかに行ってしまったし…

 

という事で、実際にどの位差がでるのかを調べてみました。

ウキペディアの体重計を見てみると、

日本国内では北と南で約1/800の重力差(体重100kgで100g以上の差)があり…

ん?

意外と大したことないなぁ。

 

エー・アンド・デーのホームページに下記の記載がありました。

北極に近いフィンランドのヘルシンキの重力加速度(物体を自由落下させたとき、重力によって生じる加速度。)は9.819m/s2、赤道に近いシンがポールの重力加速度は9.781m/s2となります。
100kgのもので計算すると9.781(赤道)÷9.819(極地)= 0.996=99.61%となり、極地で100kgのものが赤道では99.61kgとなり差が390gということになります。

 

100㎏で390gの差かぁ

大したことないなぁ~~。

誤差範囲だ。

 

ってことよりも、重力加速度がゴルフの飛距離にどの位影響するのかなぁ?

そんな事で急に頭が一杯になりました。

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良く議論になるゴルフボールが飛ぶ要因は下記でしょう。

 

1.高地

2.気温

3.東南アジア

 

高地は空気が薄く抵抗が少ないから飛ぶ。

うん、わかりやすい。

 

また、気温が高い方が飛ぶ。

ゴルフボールの素材の反発弾性等が気温が高い方が向上する。

それにプラスして気温が下がると空気密度が高くなるので、抵抗が大きくなって飛ばない。

うん、これもそうだろうなぁ~。

 

良く東南アジアでボールが飛ぶと感じるのは、

気温が高いからと思われています。

 

自分は、これに重力加速度が関係していると思っています。

地球の自転により赤道付近の遠心力が最大になるので、実質軽くなるんですね。

種子島宇宙センターでロケットを上げるのは、この重力加速度を利用しているからで、

同じ仕様のロケットは北海道からは打ち上げられないそうです。

 

 さて、そもそも重力加速度の緯度により差ってどの位なの?

調べました。

 

重力加速度:
赤道:9.780 m/s2

極地:9.832 m/s2

 

うん、全然わからない(苦笑)。

しょうがない、この差でゴルフボールの飛距離を理論的に計算しよう。

でも、理系出身でも物理は苦手なんだよなぁ。

 

  L = (V2・sin θ)/ g

 

 L:飛距離(m)、 V:初速度(m/s)、θ:仰角、 g:重力加速度(m/s)

 

ボールの初速度は、ゴルフショップなどで簡単に測れますが

ここは、計算で出します。

 

ヘッドスピードを45m/sでミート率を1.4とすると

  45X1.4=63m/s

 

打出し角を45°と理想にするとsin θは1/√2

計算式に入れて答えを出すと

赤道付近: 287.0 m

極地  : 285.4 m

 

差はたったの1.5 m。

 え~~。

こんなもんなんだ。

 

ちなみに打出し角を30°にするとそれぞれ

赤道付近:202.9 m

極地  :201.8 m

 と極端に落ちます。理論上は…

 

打出し角にこだわった方が飛距離が出るんですね。

でも、実際にはボールのスピン量とか色々要因があるので、

何とも言えないです。

 

今回は久しぶりに三角関数を使ったというお話でした(笑)。

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