としぼうのエンジョイ・ライフ ゴルフ・グルメ・旅行

ゴルフ、グルメ、スイーツ、旅行に関する日常を公開します。2019年2月より2度目の米国駐在がスタート。

見上げたら綺麗な月が出ていました… コロナで制約がある中でのゴルフ… 一体いつ迄続くんでしょうか

Social Distance を守ろうという意識はここKY州はかなりしっかりと考えられています。

 

日本でもいよいよ非常事態宣言が出るようですが、ゴルフ場などはどのような扱いになるんでしょうか…

 

今はどこのゴルフ場もカートに乗ってのプレーが大半ですが、

 

アメリカの基準だとアウト! です。

 

1台に複数の人が乗ってはいけないからなんですが(同居している人はOK)…

 

外出がしにくくなってしまうと(外出禁止だともうどうしようもないし)、

 

屋外でプレーが出来るゴルフは比較的安全な場所になります…

 

ただこれもルールを守っていたらの話…

 

日曜日にホームコースでプレーしていたら、18番ホールのグリーン脇に多くのカートが集まっていました。

 

多分、コンペか何かをやっていて、クラブハウスが使えないから集まっていたんだと思います…

 

夕方には早速クラブ側から警告のメールが各メンバーに届きました。

 

ルールが守られないとゴルフ場自体が休業命令が出てしまうからです…

 

こんな状況は一体いつ迄続くんでしょう…

 

色々な不安を抱えていると段々とメンタルも蝕まれてしまいます…

 

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空には綺麗な月が出ていました…

 

 

アメリカのゴルフ場はカップに工夫をしてプレイヤーがフラッグに触らないようにしています。

ゴルフ場に求められている Social Distanse...

 

その他に徹底を求められているもの。

 

カートを使う場合は、1台につき1名…

(米国は通常二人で1台を使います)

 

使う場合はハンドルとかをよく消毒するように(クラブ側がしっかりと消毒していますが)

 

ピンフラッグは抜かない…

 

このピンフラッグを抜かないというのは、今年のルール改正でOKになりましたが、

 

まさかこんなことになるとは、誰も思っていなかったでしょうね…

 

そして、ホームコースではカップにこんな工夫が…

 

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カップの中に発泡スチロールが入っていて、ボールが簡単に取れるようになっています。

 

他のコースではカップを完全にグリーンに埋めないで少し出してあるそうです。

 

そして、そこに当たればカップインとするというローカルルールに…

 

ただ、このままアメリカのコロナ感染者が増えるとゴルフ場も閉鎖するという事になるかも…

 

それよりもこんな状況でゴルフをする気持ちにもなりませんが…

 

トランプ大統領は今後2週間が鍵と言っています…

 

早く収束して欲しいです…

 

Spring has come! でも、ドライバーの飛距離低下にコロナウィルス以上の脅威を感じています。

暖冬だった今シーズン、ここに来て木々も芽吹いてきました…

 

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街路樹も白や黄や赤の色が出てきて本格的な春がやってきた感じです…

 

一方、ゴルフ場はまだまだ茶色…

 

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じっくりと見ていませんが、普通であれば茶色の葉っぱの奥に隠れている新芽がわかるものですが、まだまだという感じです…

 

雰囲気的には緑色が感じられるまで、まだ1,2週間はかかりそう…

 

それよりも大雨があったりして、フェアウェイのコンディションはかなり悪くなっています。

 

泥が被ってしまっている所や、芝刈りのサッチが大量に流れたようになっている所など…

 

日本と違って湿度が高くないので、あまり悪影響は出そうもありませんが、日本であればすぐに腐って深刻な影響が出そうです…

 

午後になれば20℃近くに気温も上昇しているので気持ち良くプレーができます…

 

が…

 

深刻な事が…

 

ドライバーの距離が出ていない(泣)…

 

昨年よりも20~30ヤード足りない…

 

3Wは…

 

残り218ヤード、ピン奥を3Wで打っているのに、グリーンの手前にやっと乗るだけ…

 

これも20~25ヤード落ちている…

 

気温も上がっているのに…

 

数年前にグリーン上で感じた恐怖…

 

目の衰え…

 

それが今、飛距離の低下が一気に来た恐怖に…

 

右肩が五十肩?のせいでまともに上がらないし痛いというのもあるものの、

それも含めて、老いの恐怖が一気に迫ってきました…

 

自分にとって、コロナウィルスよりも老いの恐怖の方が何百倍も大きい…

 

その代わり、両手の使い方が上手くなったようで(アプローチの場合)、

いよいよ枯れたゴルフに路線を変更する歳になったのかなぁ…

ゴルフ場プロショップのグッズ。 ヘッドカバーがあったので買ってみようかしらと思っています。

アメリカのゴルフ場のプロショップはコース毎に特徴があって面白いです…

 

殆どグッズが売っていない所もありますが(最低限ボール位は何処でもあります)、

 

大きな所ではクラブの新製品やウェアなど街中の専門ショップに匹敵するような所もあります。

 

特徴はゴルフ場の名前入りのグッズが必ず売っている事…

 

ウェアや帽子の他にボールやボールマーカー、グリーンフォークなどの小物まで…

 

ボールについては、初めてのコースからズッと買っておけば記念になったなぁと思います…

 

かまいたちの漫才ではありませんが(ポイントカードのネタ)、今更集め直すのもシャクで…

 

そんな事をいつも思いながら、ショップを見たりしているのですが

 

今回、ホームコースのプロショップでヘッドカバーを見つけました。

 

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あれ?こんなの以前からあったの?? とお店の人に聞くと新しく作ったみたい…

 

自分はドライバーのヘッドカバーはくまモン、パターはインドネシアでプレゼントしてもらったものを使っています…

 

フェアウェイウッドとハイブリッドはテーラーメイドの純正(M2)。

 

日本でプレーした時の移送時にクラブの番号を表すダイヤルが壊れてしまったので、

 

これに買い換えようかなぁと思いました…

 

色が揃っていませんが、注文すれば良いみたいです…

 

どうしようかなぁ?

ホームコースでバレンタインデーのディナーを愉しみました…

アメリカのゴルフ場、カントリークラブと呼ばれるコースはゴルフクラブと違って、他のスポーツ施設やレストランなども揃っています。

結婚式や子供達の誕生日パーティなどもよく行われています。

 

ホームコースもプライベートなカントリークラブなので、色々なイベントがありメンバーにはダイレクトにメールでお知らせが毎日のようにきます。

 

バレンタインデーは、昼食のバッフェとディナーの案内が来ていました。

 


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特にディナーは事前予約…

 

予約しておきました…

 

このイベントはアート・オークションも兼ねられていました…

 

クラブハウスを入るとロビーに絵画やフォトが並べられていて、番号とオークション金額を書く紙があります。


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いくつか気に入ったものがありましたが、結構なお値段になるので見るだけ…

 

 

テーブルには名前の入ったカードが置かれていて、勝手に座ります…

 

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すぐにウェートレスが来ますが、

ジャカルタ 時代のグヌングリス やロイヤルジャカルタ のようにまだ従業員と親しくなっていません(泣)

 

それでも親切にサービスをしてくれて満足…

 

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スパークリング・ワインで軽く乾杯をしてから、事前に頼んでいた料理を順番に持ってきてもらいます。

 

サラダは2種類…


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アパタイザーはシュリンプ・カクテル…

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メインはフィレを選んでいました…

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シュリンプ・フライとポテトも乗ってきて、それぞれ美味しかったです…

 


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デザートもレッド・ベルベットのスポンジケーキが甘すぎず、上にかかったチョコレートと絶妙でした…

 

このディナーに参加しているのは、殆んどが既に引退している老夫婦…

 

別室でカードで遊んだり、本当の社交場になっています…

 

とっても良い雰囲気でした…

 

世界のゴルフ場の違いの感想 ~~ 芝生編 ④ ~~

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今回は、グリーンについて…

 

生まれて初めてのパットは自宅の庭の姫高麗芝でL字パターでした事です…

 

小学校の低学年の頃だったかもしれません…

 

大学生になり、一緒にゴルフを始めた友人となるべくお金をかけないようにプレーをしていた頃、

ベント芝はまだまだ普通では無かったですね。

 

高麗とベントの2グリーンのコースが多く、朝ゴルフ場に着いてベント芝のグリーンだと何となく得をしたような雰囲気が起きたり…

何となく、ベントのグリーンが高級みたいな…

 

でも当時から違和感を感じていました…

 

高麗ってそんなにダメなの??

 

ゴルフというゲームをスコアだけにこだわるとそうなるんでしょうね〜…

 

プロのトーナメントのように1打を4ラウンドで争っていたら色々あると思いますが、

 

一般ゴルファーはマッチプレーで楽しんだ方が面白いと思うんですよね。

 

まぁその辺りはまた後日に。

 

グリーン上はパットをする為のエリアなので、日本と海外の芝の違いでグリーンをあまり考えていません。

 

というのは、どんなグリーンでも入る時は入る。

入らない時はとことん入らないからです。

(自分の場合(笑))

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ライダーカップで最近ヨーロッパが強いのは、グリーンをわざと遅くしているからだそうですし、

芝生の種類やアンジュレーション、ローラーのかけ具合やスピードなど色々な要素が絡んでくるので

良くわからなくなります。

 

というか、プレー中はそんな事を考えていても仕方ないですしね。

 

昔、丸山茂樹プロがアメリカで活躍していた頃、西海岸のコースではグリーン上のポアナの影響があり、

どうたらこうたらといつもコメントしていたのは辟易していました…

 

だから何なんだろう?

 

って気持ちです。言い訳とは受け取りませんが、聞いていて気持ちが良くないんです。

 

ホームコースの芝の張替えが終わり(ティフ・イーグル・バミューダ)、プレーを再開して、ゴルフ好きの米人と談笑していると、

ティフ・イーグルに張替えたの?とか聞いてくる事があります。

 

確かに芝の種類は注目なんですね…

 

でも、そんな事を聞いてくる人はハンディキャップがスクラッチとかそれ相当のレベルの人…

 

アベレージレベルでそんな事を話題にする人は周りにはいません…

 

取り止めもない話になってしまいましたが、グリーンの芝生の種類って奥が深すぎて…

 

〜 BNAのアメリカンのラウンジにて。 これからアナハイムに向かいます 〜

スティーブ・ジョブズのファッションからゴルフのスコアアップを考える。決断疲れとは?

世の中、買い物好きの人の方が多いんですかね??

 

自分は大の苦手…

 

子供の頃から欲しい物を買っても、家に帰ってきてがっかりしちゃう子供でした…

 

何でがっかりしちゃうのかは、いくつか理由があるんですが…

 

ブランドにも全く興味が無く、皆んなの買い物の話を聞いていました…

 

家に帰ってふとスティーブ・ジョブズが気になり、ネットで少しだけ調べてみました。

 

何故、彼は同じ格好をずーーーとしていたのか?

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フェイスブックのザッカーバーグも同じ。

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遠く昔なら、アインシュタインが同じタイプですね。

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彼らは、決断をする事を最小化したいようです。

決断疲れの回避です。

 

ケンブリッジ大学のBarbara Sahakian教授の研究によると、

人は1日に最大3万5,000回の決断をしているそうです。

 

ですので、今日は何を着用? なんて彼らにとって本当にしなければいけない決断の妨げになるんですね。

疲れちゃうわけです。

 

さて、何故ここまでこんな事を書いてきたかというと…

 

ゴルフで最強になるメンタルを保つ為には、この決断疲れを避ける事です…

 

私が無意識にした事は、ズボンは黒だけ。

ユニクロにお世話になっていますが、買う時も売り場に一直線…

ゴルフの日もタンスの一番上に乗っているものを履くだけ。

(同じズボンを7、8本常時持っています。連戦で洗濯できない時の為)

 

服装はこんな程度ですが、やっぱりプレーの決断の部分ですね。

 

決断の回数を減らす事は難しいかもしれませんが、決断をする為に悩まないようにする事が決断疲れを回避する為に必要です。

 

ですので、プレーの前に 

“今日は徹底的に刻むぞ”

とか

“ワンクラブ小さいクラブを選ぶ”

とか決めておけば、決断疲れを回避できるかもしれません。

 

肝心な事は一度決断したら、あとは実行するだけとシンプルに考える事。

 

途中で、悩んだら余計に疲れてしまいます。

 

この決断疲れって、裁判所で判事の判決にも影響するようで、

午後の判決は午前の判決より厳しくなるという統計もあるそうです。

悪いことしたんだから罪を与えるという風に単純に考えちゃうそうです。

 

ゴルフで当てはめたら、上がり3ホールのスコアがいつも悪いなんて人もそうかもしれませんね。

 

ゴルフは色々な事を判断して決断していくゲームです。

 

常にフレッシュな状況で考えられるとラウンドで何打か縮められそうですね。

 

世界のゴルフ場の違いの感想 ~~ 芝生編 ③ ~~

昨日からの続きです。

ラフでの芝生の違いは、わかりやすいですね。

 

フェアウェイではどうでしょうか?

 

フェアウェイではどちらかというとコンディションの方が気になる事が多いですね。

 

雑草がかなり生えているフェアウェイのゴルフ場でも随分プレーしましたが、それはそれで楽しいものです。

 

次に芝生の密度が薄い場合があります。

 

猛暑や水不足で芝が枯れてしまって所々ハゲてしまっているコースもあります。

日本のゴルフコースの場合、グリーンキーパーの方達がとても苦労をしてコンディションを整えているので、

海外に比べたら比べものにならない位、綺麗になっています。

 

インドネシアでは綺麗にコンディションを整えているコースは少ないです。

そうでないコースの場合、コースに文句を向ける前に悪いライからのショットを覚える事ですね。

 

一番大切な事は、そんな状況でも感情の変化を無くすメンタルを鍛える事です。

 

そうすれば、日本の綺麗なフェアウェイでディポット跡に入ったボールを見ても、

ついていないなぁ〜 と笑みを浮かべる位の気持ちの余裕が生まれます。

 

日本でプレーを覚えたゴルファーが世界でなかなか通用しない一つの理由のような気もします。

 

そもそも日本の場合、6インチで動かすなんて普通に皆んな実行していますが、

そんな事までしてナイスショットを打ったり、スコアを縮めて何の楽しみがあるのでしょうか?

高額なお金がかかっているなら別ですがね…

 

コンディションが良い場合、次に影響するのは芝高だと思います。

 

ここに西洋芝と和芝の違いも出てきます。

 

フェアウェイを少し長めカットをしている高麗芝や野芝の場合、

ボールが葉の硬さにより支えられているので、ショートティでティアップしている状態になります。

 

「写真:それぞれのコースで芝の高さが違う」

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これならナイスショットの確率がとても上がりますね。

 

仮に同じように長めで刈った洋芝の場合、ボールが沈むため、ボールとクラブが接触する場所に

芝がかかるわけです。

 

つまり、ラフと同様な接触が起こります。

 

結果として、フェアウェイからもフライヤーが起こる可能性が出てきます。

 

短い場合は特に違和感を感じません。

 

更に刈り込んである場合、西洋芝の場合、ペタッと地面にくっついている感じで、まともにフェースがコンタクトしそうもないと感じる時があります。

 

出来るだけスウィープに長いインパクトゾーンが要求されるのはその為です。

 

ダフってしまうのは論外で全くボールが前に進みません。

高麗芝の場合は、多少ダフっても芝が硬い為、ソールが滑ってくれるのでそれなりに飛んでくれます。

ここも大きな違いですね。

 

それでもある程度の距離を打つショットはヘッドを加速させているので、まだ楽です。

 

問題はアプローチ。

調整したヘッドの動きをコントロールするのは、フルショットよりも難しいです。

 

短く刈り込んだグリーン周りでアプローチを成功させるのは、高麗芝の場合よりも遥かに難しくなります。

 

PGAツアーでグリーン周りでパターを多く使う試合がありますが、芝生の刈り込み高にも注目すると面白いですね。

残念ながらヨーロッパでプレーした事がないので、全英オープンなどの転がしの真髄はまだ実感していません。

(全英の場合は、下が硬いからというのがメインだと思いますが)

 

さて、グリーンはどうなのでしょうか?

〜〜 続く 〜〜

世界のゴルフ場の違いの感想 ~~ 芝生編 ② ~~

昨日はラフについての感想をザクっと記事としてアップしました。

 

日本の野芝は葉が硬いので、ボールをしっかりと保持してくれて沈みません。

 

ですので、日本の野芝を利用している多くのゴルフ場は、ラフに入れた方が

ティアップした状態と同じようになり、フェアウェイよりもむしろ簡単になる場合があります。

 

柔らかくて、密集した西洋芝に潜り込んだボールを打つのはそれとは全く次元の違う状況となりますね。そもそもロストボールにしてしまう確立が何倍も増えるのでストレス溜まりまくりです。

 

2019年の第101回全米プロが開催されたNYのベスページのブラックコースのラフのセッティングを振り返ってみます。

 

一番ホールは右ドックレッグのパー4ですが、フェアウェイに出るまではティイングエリアから結構な距離があり、ラフになっています。

写真を見るとわかりますが、その中央にプレイヤーが歩く為にラフが刈り込んである通路があります。

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この境を写真で撮るとこんな感じになります。

密集したラフになっている事がわかります。

 

難しい事で有名なブラックコース。

最初のティショットをちょろってしまったら、ロストボールになってしまうと思います。

 

芝生の種類はわかりませんが(フェスキュー?)、刈らなければどんどん伸びます。

 

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ホフマン選手がどうやって打とうと覗き込んでいる所は、ギャラリーが入っていて長い芝生が寝ている状態…

 

近くの人があまり踏んでいない所はこんな芝の長さです…

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この状態から彼は見事に脱出して拍手を受けています。

 

ボールは見えていますが、クラブが侵入してくる方向には長い芝生があり、

上手く打たないとヘッドに絡んで、大きなミスショットになってしまいます。

 

松山選手はギャラリーの入っていない密集したライから果敢に打っていきました…

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反対側でしたので、実際の場所とは異なりますが、こんな状態から打っています。

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これはさすがに綺麗なショットではなかったと記憶していますが、どのような気持ちでショットしたのか、本人に聞いてみたい所です。

 

メジャー設定だからって思いたいところですが、決してそんな事もありません。

この写真は、オハイオ州にあるAston Oaks Golf Clubで普通にプレーした時ですが、

ラフはこんな感じ…

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一方、昨年埼玉でプレーした時のラフ。

これ、セミラフって感じですが、全体的にこんな感じ。

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普通に打っていけますよね~。

 

芝生の違いというよりも刈高の差の方が大きいかなぁと思います。

(もちろん、日本の野芝の葉の硬さから楽っていうのもありますが)。

 

日本と米国のゴルフ場のラフの違いを見てみました。

 

世界のゴルフ場の違いの感想 ~~ 芝生編 ~~

昨年のゴルフの話題で最も明るい話題は何と言っても、渋沢日向子選手の全英女子オープン制覇。

 

協会が今年活躍した選手の各種表彰を行っている中、一部の選手に対するヤフーニュースなどのコメントに難しい海外のコース、簡単な日本国内のコースが云々…

 

海外のコースでプレーしたこともない人の方が海外でプレーしなければ強くなれないとか上手くなれないって言っているように感じるのは気のせい??

 

日本の2グリーンのコースではダメっていうのが多いかなぁ?

 

でも本当?

 

私は日本ではほぼ関東圏でしかプレーしたことが無いので、北海道、東北、関西よりももっと西側のコースを知りません。

 

その代わり海外はインドネシア、タイ、中国、米国、カナダ、メキシコ、オーストラリア、ニュージーランドなどでプレー。特にインドネシアはほぼ全部のコースをプレーしました。

 

コースの難しさってそれぞれなので、何とも言えませんね。

 

昔、マスターズ・トーナメントで会場のオーガスタ・ナショナルに全くラフが無かった時代。

100を切れないようなレベルのアマチュアゴルファーは、オーガスタでプレーをするとベストスコアを更新できると言われていた時があります。

 

プロもパープレーで廻ろうとするととても簡単になるそうですね。

彼らは優勝しか狙っていないので、バーディ、イーグルを考えます。

すると途端に魔女が現れてくるわけですね。

 

つまりコースの難しさって、プレーヤーのレベルによっても感じ方が異なるわけです。

 

そんな訳でコースレーティングの他にスロープレーティングが導入されたわけですが、殆どのアマチュア・プレイヤーは何のことやら知らないという感じ?

 

いまは世界共通にスロープが導入されているので、それを見ればコースの難易度はある程度わかります。

 

その上で良く言われる日本と海外のゴルフコースの違いは何でしょうか?

 

1.芝生の種類(フェアウェイ、ラフ、グリーン)

2.グリーン(1グリーン、2グリーン、共有グリーン)

3.土地(リンクス、レイク、林間、丘陵、山岳)

4.コースデザイン

5.グリーンのアンジュレーション、スピード

6.距離

7.ハザード(特に空中のハザード 木の事です)

 

芝生の種類

これは確かに全く違います。寒冷地仕様の芝生の場合、一般的に葉が細く柔らかいのでボールが沈みます。フェアウェイでもボールが沈むので、打ち方によってはフライヤーが出ます。

ラフに入るとボールはそばに行っても見えないように沈み込んでしまいます。

一般的なアマチュアゴルファーは、ウェッジで50ヤードしか出せないものとあきらめる必要が出てきます。

また、グリーンも転がり方が変わりますね。

でも、その違いがはっきりと分かるレベルって、やっぱりシングル、それも片手以下じゃないとあんまり関係ないと思います。

 

下の写真のライであれば、真ん中であればアベレージレベルでもある程度グリーンを狙えます。

右側の写真だとやっぱり出すだけ。

プロは左のライでも200ヤードを狙っていきます。

アダム・スコットが全く躊躇しないでピンを狙っていったときは、レベルの違いを感じました。(池越えでしたからね~)。


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全英オープンを制したダレン・クラークはアプローチの練習中、左の写真よりも密集した芝生の中にボールをウェッジで押し込んで行っていました。

ボールの30cm位手前からヘッドを入れて、インパクト・フォローまで全くヘッドの速度を変えずに打っていきます。

 

知人のハンデキャップ プラス3のスコットランド人に言わせると、

物凄くヘッドのスピードを加速させているから、等速に見えるんだ と説明してくれました。

 

でもね、アベレージレベルでは、どのみちグリーンに乗らないので、どんな芝生の種類でも結局スコアは変わらないんですよね。

 

芝生の違いをもっと知りたいと思っています。