インドネシア・ジャカルタに駐在して早いもので1年半が過ぎました。最近は交通渋滞が最悪の状態で日本人の日常の会話は、天気の話題ではなく渋滞についてですね(笑)。
まあ、大体が今日は2時間かかったとか、空港に出張者を迎えに行くのに間に合わなかったとか愚痴ですね。
そんな駐在員生活で赴任時より大きく変わったのが朝出勤する時間。今は5時半に出発です。渋滞が無ければ車で30分の所が場合によっては3時間かかることもあるので、大渋滞が始まる前に出発します。それでも場合によっては、1時間半位かかるんですが。
問題となるのが朝ごはん。以前はアパートで食べてから出発していましたがさすがに5時半出発でアパートで食べる時間も取れないし、渋滞に巻き込まれてトイレに行きたくなった時の恐怖を想うと食べられません。
という事で、よくおにぎりを作って会社に持って行き、事務所で食べています。
前日にパンを買ったり、バナナやゆで卵を作る時もあります。でもやっぱりおにぎりが一番いいですね。
具材は梅干し!!
妻がジャカルタに遊びに来た時に瓶に詰めた大量の梅干しを持ってきてくれました。正直、見た時はこんなに大量の梅干しを食べられるはずが無いよ~
と思っていました。
でも、前述の理由でおにぎりをよく作るようになったら、あっ!と言う間に食べちゃいました。
日本の自宅は梅で有名な東京・青梅市。地元の小学生は梅もぎをしてジャムやジュースを作るのが校外学習で毎年ある地です。
当然、梅干しも美味しいです。梅干しってそれぞれの土地で作り方に差があり、味も見た目も違いますよね。全国的に有名なのは紀州・南高梅なんかありますが、地元の梅もなかなか素晴らしいです。
ただ、残念なことに青梅市の梅はウィルスにやられて何万本も伐採処置をしてしまったので、復活までに長い時間が必要です。
冷蔵庫を開けて、梅干しを見るたびに妻の事を考えるんですが、梅干しで自分の奥さんを思い出す人はそんなにいないですよね~(笑)。
写真の梅干しは、妻と地元のお蕎麦屋さんに行った時に買ったものです。実が大きくて皮がしっかりしているのに、柔らかくてジューシー?です。
今日は、これを具材にしておにぎりを作りました。
自分のおにぎりの形のイメージは三角なんですが、真ん丸に握ってます。三角形に出来ないんですよね。
アパートの水道水を今一つ信用していないので、手をいくら洗っても何となくお腹を壊す心配があり、ラップにくるんで握っています。一度、真ん丸にしてからラップをはがし、海苔を巻いて、再度ラップにくるんで会社に持ってきてます。
梅干し、米、海苔の3つは、強烈に日本を感じます。
アメリカ駐在時代の恋しかった味は、しょう油、特に駅の立ち食いソバの味だったんですが、インドネシア生活の今は、海苔!!です。
この海苔と梅干しのおにぎり。。
日本って素晴らしいなぁといつも想いながら、生活しています。
ラップで包んで真ん丸おにぎり