連日アグン山の噴火の兆候についてニュースが賑やかになってきました。
インドネシア・バリ島の標高3,000m超の綺麗な火山です。
バリ島にあるといっても一般的な観光エリアからは随分距離もある上、島の東部に存在するので仮に噴火しても噴煙や噴石は東の海に流れると予測され、被害は最小になって欲しいと願っています。
山の名前の由来は”最高”。
信仰の対象でもあるので、日本人にとっての富士山と近いイメージだと思います。
バリ島の山のイメージはむしろキンタマーニ(Kintamani)高原の方になると思います。
カルデラ湖もあり涼しい避暑地になります。
バリ島に訪れる多くの観光客はアグン山を見る事無く、帰る人が大半では無いでしょうか?
このアグン山を知ったのはむしろ隣のロンボク島に遊びに行った時です。
スンギギ(Sengigi)で宿泊したリゾートホテルから西の海の向こうにこのアグン山がそびえています。
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スンギギからは、ちょうど夕陽がこのアグン山に沈んでいきます。
もう少し島の北部からは海に沈む夕日になるんでしょうけど。
昼間は綺麗な青空と青い海の向こうにその姿を望むことが出来ます。
リゾート地としての人気や設備の充実度はバリ島がずば抜けていますが
私はのんびりしたロンボク島が好きです。
このロンボク島から見たバリのアグン山が噴火してしまうと山の形も変わってしまうかもしれません。
風向きの影響でこのロンボク島には大量の火山灰が降り注ぐことになるかもしれません。
この海岸にはウミガメがやってきます。
火砕流が発生して海の地形が変わっても、ウミガメは故郷の海岸がわかるのでしょうか?
今、インドネシアではスマトラ島のシナブン山(Gunung Sinabung)が2017年8月2日に噴火し多くの被害が出ています。
スマトラ島は主な観光地も経済的にも恵まれておらず、ほとんどニュースになっていません。
地球規模で見たらスマトラ島もバリ島も近いのかもしれず、活動期に入っているんでしょうね。
そんな事を考えると富士山は大丈夫なの??
地震は???
何事も起こらない事にこしたことはありません。
が、何かが起こるのが世の中です。
その時に人々が悲しくなるような結果にならないように祈るばかりです。
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