ホームコースのGunung Geulis CCは、EAST、WESTの36ホールとなっています。
EASTコースのティボックスは前から赤、白、青、黒とあり、WESTには黒の設定はありません。
よく議論になるのがどのティボックスを使うか? という事。
我々の仲間内では通常、白を使用しています。
日本のゴルフ場の場合、青でもなかなか廻らせてもらえないと思います。
同組のプレイヤーの合計ハンディキャップがいくつ以下とか
キャディマスターの許可が必要とか。
コースで他の組を見ていると
明らかに初心者、あるいは初級者なのに青から廻っているのを見ると
うーーんと考えさせられます。
仲間内でも一度も100を切った事のないプレイヤーが青で廻るとか。。。
そんな時に思うのが、
お前さ~~ 赤からまず90を切ってごらんなさいよ~~
という事。
赤ティ イコール レディス??
これは正しいのでしょうか?
ジャックニクラスは、どんどん前のティを使えと言っているようです。
現にアメリカのジュニアは、距離の短いホール設定でプレーをする事で
バーディ合戦を普通に経験していくようですね。
その経験があるからプロになってもバーディ・ラッシュが来ても平然とプレーを続けられる。
逆に日本のプロは、連続でバーディが来るとメンタル面でセーブしてしまうようです。
というのも連続バーディに慣れていないからなんですね。
一般的なアマチュアで言えば、どんどんパーを重ねる経験が必要という事なんでしょう。
飛距離の面ではどうでしょうか?
多くの一般的なプレイヤーが掛け値無しにドライバーで200ヤードを飛ばせませんね。
GPSの距離計を持っている時にわかるんですが
よく同伴競技者が220ヤードとか230ヤード飛んだとか言っていますが、
180程度しか飛んでいないことがよくあります。
皆コースの残り距離から飛距離を計算しているんですね。
コースは真っすぐじゃないですから。
そもそも男子プロのスイングが参考にならなくて、女子プロを参考にするとか言っている人が200ヤードを飛ばせるはずが無い!!
言い過ぎかな?
時に70台で周れる仲間内では、青ティを使っています。
それでも調子が悪いと90を切れないなんて事も多くあり、まだまだレベルが低いと痛感しています。
という事は、私も赤からアンダーを目指すとかした方が良いレベルなのかも知れませんね。
なんていう事をいつも考えているのですが
先日、仲間がどうしても黒からやりたい!!
という強い要望があり、チャレンジしてみました。
スコアカード。距離は全てメートル表示。
ティボックスからの景色は最高です(笑)。
この時に感じたのが距離のプレッシャーです。
通常のランディング・エリアがかなり先に見えるからです。
Gunung Geulis CCのEASTに限って言えば、
白と青の違いは、それほど距離のプレッシャー(景色から来るプレッシャー)を
感じないです。
しかし、白と黒になるとホールによっては、4~5番手位番手が異なります。
白の時にプレッシャーになるバンカーなどのハザードが気にならなくなる半面、
これまで気にしていない手前のハザードが効いてきます。
ここに落とし穴がありました。
コースは熟知しているので、狙い目は決まっている。
ただ、ホールによっては50ヤード以上後ろに下がっているんですから、
狙い目もそれに合わせて下げないといけないんですね。
頭でわかっていても身体がそこに向かっていってしまうんです。
結果はボロボロ。
ゴルフはメンタルとコース戦略が重要という事を痛感したラウンドになりました。
翌週、白から廻った時の安心感が違いましたね。
黒からだと右へ落す心配が減り、豪快にドライバーで打っていけるNo.10
白からだとワンオンチャンスもあるが黒からは確実にセンターへ No.11
競技会参加者はここを黒からワンオンしてくる No.12
キャリーで360ヤードは必要
グリーン前のクリーク越えのパー5。 No.13
白と黒の差は52ヤード。2オンは難しい。
左コーナーのハザードが効いてくる No.14
No.15のパー3。
白との距離差50ヤードの打上げパー3。No.16
距離差54ヤードのパー4。中央スタイミーになっている
バンカーの手前に置いておきたい。No.17
距離差57ヤードのパー4。No.18
ティグランドの選択を考えるだけでもゴルフは楽しいですね。
<関連記事>