子供の頃、亡き父親に反抗していていました。
物心ついた時は当時大人気だったボーリングに夢中になっていて、全国大会で優勝したりして、毎週のように各大会で勝っていたようです。
そんな父親ですからあまり一緒に遊ぶ時間が無かったんですね。
ボーリングのブームが去り、ゴルフを趣味にしたころが小学生の低学年位の時だったかなぁ。
週末に父親が家にいた記憶はほとんどありませんでした。
そんな頃、当然父親が夢中になっているゴルフに興味がありました。
ブラック・シャフト、ジョニー・ミラー(なぜかジャック・ニクラスやトム・ワトソンよりミラーの記憶が)、そしてプロゴルファー猿などなど。
ジャンボのデビューもあったりして、ゴルフがボーリングに次ぐブームになっていました。
まだ、スモールボール・ラージボールなんてのがあり、糸巻の時代です。
カッターでボールを切っていくと液体の入った芯の周りにグルグルとゴムが巻いてあって、はじけてボールが跳ねるのが面白かったですね。
その頃は、ゴルフは自然環境を破壊するとんでもない遊びだ!
という論調もあり、子供心に色々考えさせられた事を覚えています。
大学に入学してから出来た友人がゴルフ部に所属していたことから、共通の友人と共にゴルフを始めました。
ゴルフ場に初めて行った時のコースの美しさに感激したことをよく覚えています。
さて、現在に至るまで様々なコースでゴルフをしてきましたが
ゴルフ場は環境破壊をしてるの??
と思います。
むしろ自然を守っているんじゃないかなぁ~
ゴルフ場で普通に見る生き物達。
そんな思い出を綴ってみます。
伊勢原カントリークラブ
日本のホームコース。
神奈川県の丹沢山系に位置するコースは、相模湾を一望できる景色の良いコースです。
ここで遭遇する生き物はなんといっても 鹿 ですね。
自分のショットの順番を待っている間にフッと気づくと真横に鹿がいるなんてこともあります。
MERCER OAKS CC
アメリカ駐在時代のホームコースであったNJ州プリンストン近くに位置する。
パブリックコースですが、地域住民は格安でプレーできました(当時は週末17ドルだったかなぁ)。
ここで会える生き物は、七面鳥!
ワイルドターキーです。
日本ではあまり食べる事も無いですが米国では普通にスーパーで売っていて、よく食べます。
しかしあまり生きている七面鳥を見る機会も無いですよね。
何しろデカい!!
近くにいると少し怖いです。
いつも同じホールにいましたが、3年位経った時から見なくなってしまいました。
誰か食べちゃったのかなぁ。
他にモグラみたいなモコモコしている可愛い動物がコース内をノタノタ歩いていました。
名前はグーファと言っていたと記憶していますが、愛くるしい動物でした。
このゴルフ場、地ボタルが一杯いました。
季節の夕方になると幻想的なオレンジ色の大集団が点滅する光景を見る事ができます。
FOX MEDADOW GOLF
カナダのプリンス・エドワード島にあるFOX MEDADOW GOLFは、文字通り狐がコースに一杯いました。
狐ってあんまり可愛くないんですよね~~。
メキシコやテキサス州は、砂漠地帯です。
やっぱり蠍でした。
現地の駐在員のガレージには蠍ホイホイをおいているんだ なんて聞いてびっくりしました。
蠍はインドネシアでも普通にいます。
バッタのようにフェアウェイを歩いていたりしますので注意が必要です。
まだ、メキシコのようにカップの中に潜んでいるという経験はありません。
インドネシア
さて、ここインドネシア・ジャカルタ近郊のゴルフ場はどんな生き物と会えるのでしょうか?
まず、普通に鶏。
どこの家庭でも鶏を放し飼いにしているので、コースにもよく入ってきます。
健康的に身も締まっているので、捌くと美味しいんでしょう。
オオトカゲ。
コモドドラゴンみたいなワニみたいな巨大なトカゲが歩いています。
自分は1.5m程度の大きさしか見たことありませんが2mを超える大物もいるようです。
ジャカルタ近郊のゴルフ場にはワニはいないようです。
小さいトカゲも動きが速いので写真に収めるのが難しい。。。
怖いのが キング・コブラ!
一度、ティショットがセミ・ラフに落ちた時にあの形が起き上がったんですね。
キャディが大騒ぎしました。
急いで写真を撮りに向かいましたが、蛇って意外と早いですね。
追いつきませんでした。
猫は一杯います。
一度、ジャコウネコ(Luwak)がフェアウェイを歩いていていました。
仲間はジャコウネコがいる筈ない無いと言っていましたが、キャディがそうだというのでそうなのでしょう(笑)。
インドネシアの猫は、日本の猫と違い少し野性的です。
イスラム教徒の多いインドネシアでは犬はあまり人気がありません。
鼻が豚に似ているからみたいです。
バリ島はヒンズー教徒も多いので、犬が一杯いますが、狂犬病もあるようで注意が必要です。
びっくりしたのが孔雀。
孔雀って普通にいるんですね~。
ブラックスワン。
キャディの説明によれば、オーストラリアから持ち込んだようですが
定かではありません。
ガチョウ、雁
アメリカでも一杯いました。
GeeseというかGooseというかをアメリカの駐在員奥様方はうるさくこだわっていましたね。
ガチョウ、雁、アヒル。。。
違いが良くわからないです(苦笑)。
アメリカのコースでは、フンが凄いので嫌われ者ですが、インドネシアではあまりフンが落ちていません。
何ででしょう??
鷲。
鳥の王者。鷲を見ると幸せになれる感じがします。
鷲と言えばアメリカ。
もちろんアメリカでも飛んでいました。
カタツムリ?
何でフェアフェイにいるんだろう??
グロテスクなカエル。
干からびていました。
カマキリ
子供の頃、押し入れに卵を放置して大変になった事を思い出します。
これは何??
気持ち悪いです。
バリ島New Kutaのゴルフ場は、アイランド・グリーンのパー3でグリーンに向かう橋の上に餌が備えてあります。
人が通る気配だけで魚が寄ってきます。
気をつけなければいけないのが、蟻!!
下手に巣などを踏んでしまうと大変なことになってしまいます。
私は半ズボンではプレーしませんが、もしするのであれば、ハイソックスがお薦めです。
本来、半ズボンにハイソックスは虫に対する予防の意味で、決してすね毛を見せないというエチケットではありません(笑)。
ゴルフ場はそれぞれの場所で特有な生物を見る事ができます。
そんな所もゴルフの魅力のひとつですね。