京都 大原 三千院♪♪♪
子供の頃から耳にしていたフレーズですが
人生半世紀を過ぎて初めて訪れました。
京都駅から大原まで直通のバスに乗る事1時間余り。
バスの一日乗車カードの適応外区間なので、追加で320円払いました。
途中、比叡山を右手に見る感じで延暦寺も行きたいなぁとぼあっと考えていました。
バス停を降りると三千院まで徒歩10分足らず。
小さな清流が流れる横をのんびり歩きます。
漬物屋さんの脇に大原の里を一望できると小さな看板があったので
寄り道しました。
うーーーん。
微妙(笑)。
妻が子供の頃、来た時の記憶と随分違うようですが
記憶が違うのか場所の雰囲気が変わったのか、両方なんでしょうね。
お店は幾つか廃業している感じで、寂しいですね。
テレビなどで紹介されるとまた賑わうのでしょうが。
まだ、紅葉はほとんど全く始まっていなく残念ですが
その分、人も少ないのでのんびりです。
立派な門をくぐり、建物の中に入ると
庭を鑑賞できる一番良い位置に赤い毛氈が敷かれています。
ここはお茶を飲みながらゆっくりする所。
折角なので、500円で抹茶のセットをいただきます。
ただ、お茶を飲まなくてもここに座る観光客は一杯いましたね。
こういう瞬間を楽しむのが日本人としてDNAに刻み込まれているのでしょう。
建物は一方通行で入り口でポリ袋に靴を入れて、違う所から外に出ます。
ゆっくりと庭園を散策できるようになっているんですね。
寛和2年(986年)に建立されたそうです。
国宝です。
見事な苔の絨毯が広がります。
井上靖は、東洋の宝石箱と評したそうですね。
園内にはわらべ地蔵も並び、何となく癒されます。
ここ三千院は紅葉の季節よりも紫陽花の頃が最も良いようですね。
帰り道、あの有名な歌の歌詞の石碑がありました。
女ひとりっていうんですね。
いつかまた訪れたいです。