ジャカルタ南部のボゴール。
標高が５００ｍあり、赤道付近とは思えない涼しさが人気です。
このボゴールにあるグヌングリスがホームコース。
谷を挟んで隣にレインボーヒルズ（Rainbow Hills Golf Club）があります。
このレインボーヒルズも人気のコースです。
Forest、Mountain、Stoneの各9ホール、合計27ホール。
評判は大変良いのですが、
何しろホームコースのまさにお隣さん。
プレーしている人がはっきりとわかる程の近さなので
どうしてもレインボーヒルズをブッキングしないで時が過ぎてきました。
このままじゃ、プレーしないで帰任になってしまう。。
と一念発起して、取引先さんに予約をしてもらいました（笑）。
まず、クラブハウスがモダンで立派です。
レストランも個室もあり、絨毯もしっかりとしたものが敷かれているので
高級感があります。
５：００に到着した時は、まだクラブハウスは開いてませんでした。
5分程して係りの人が開けてくれました。トップバッターです。
（ちなみに正式なオープン時間は、５：３０～２０：００です）。
ロッカーで準備をして１階のテラスのレストランへ。
サラーク山を後ろにして静かに夜が明けるのを待っているコースを眺めます。
朝食を取り次第、スタートさせてくれるという事で
マウンテンコースからTee Offです。
しばらくして日が昇ってきました。
この朝の時間帯、コースに露が降りている中を自分の足跡がついていく時間がが大好きです。
グリーン上にはまだ足跡が無い状態。
至福の時間です。
綺麗な景色が続きます。
コースについては、どうしてもホームコースでお隣のグヌングリスと比較してしまいます。
フェアウェイの状態は、レインボーヒルズの方が良いですね。
グヌングリスもこのフェアウェイの芝が悪くなっている事を問題にしていて
近々、ウェストコースはクローズして芝の全面張り替えを計画中です。
グリーンの状態。
コンディションが良いです！
硬さは結構硬いですが、しっかりとしたショットはかなり深いピッチマークが付きます。
また、スピンあるいは高さで攻めれば、ちゃんと止まります。
反面、スピンが効かないトップしたようなボールはグリーン上で止まらないですね。
アンジュレーションは比較的ありますが
しっかりとローラーをかけている為か素直なラインでボールが転がります。
下りのパットは高速ですが
しっかりと芯を捉えたパットは素直に転がり、
カップインの確率が高い公平なグリーンですね。
ホームコースのグルングリスのグリーンよりも
ラインは読みやすいです。
素直なグリーンといえますが、普段８．５フィート位のコースでプレーしている人は
苦労するだろうなぁ。
レイアウト
今回は、マウンテン、フォレストの１８ホールでしたが
特に意地悪なホール設計にはなっていないですね。
J・マイケル・ポーレット、JMPゴルフデザイン・グループの設計で
ロイヤルジャカルタと同じです。
各ホール景観が異なり、打上げ、打ち下し、ドッグレッグと変化に富んでいます。
打ち下ろしのパー４などは、ワンオンも狙えますが
ティボックスからスタイミーとなり、ロストボールの危険があります。
ラフが丁度良い長さでボールがすっぽりと埋まります。この長さのラフが最も難しく
これよりも長いと芝生が寝てくるので意外と問題無いケースも。
日本の野芝と違い、ラフの芝種が柔らかいのでボールが浮くということもありません。
このラフにすっぽり入ると意外とボールをロストしてしまうんですよね。
今回もある筈の場所で見つからず、無念のロストボールがありました。
初めてプレーする時は、落下地点と転がる方向が予測着かない場合、
スタイミーなホールは無理に狙わず、確実に見える落下地点に打っていくのが
スコアメイクには欠かせないですね。
これからは、午前グヌングリス、午後レインボーヒルズの
２ラウンドゴルフを定番にしようかと思った初ラウンドでした。
