やはり年齢を重ねて、健康についてもう少し気を使わなければいけないかなぁ?
と思い、ジャカルタで
OMRON
のデジタル体重計を購入。
乗ってみると何となく、日本で測るよりも軽いような感じがします。
緯度による重力の影響はもともと知っていたのですが
この体重計は既に地域補正をされているのか?
自分でするのか?
説明書も読まずにどっかに行ってしまったし…
という事で、実際にどの位差がでるのかを調べてみました。
ウキペディアの体重計を見てみると、
日本国内では北と南で約1/800の重力差(体重100kgで100g以上の差)があり…
ん?
意外と大したことないなぁ。
エー・アンド・デーのホームページに下記の記載がありました。
北極に近いフィンランドのヘルシンキの重力加速度(物体を自由落下させたとき、重力によって生じる加速度。)は9.819m/s2、赤道に近いシンがポールの重力加速度は9.781m/s2となります。
100kgのもので計算すると9.781(赤道)÷9.819(極地)= 0.996=99.61%となり、極地で100kgのものが赤道では99.61kgとなり差が390gということになります。
100㎏で390gの差かぁ
大したことないなぁ~~。
誤差範囲だ。
ってことよりも、重力加速度がゴルフの飛距離にどの位影響するのかなぁ?
そんな事で急に頭が一杯になりました。
良く議論になるゴルフボールが飛ぶ要因は下記でしょう。
1.高地
2.気温
3.東南アジア
高地は空気が薄く抵抗が少ないから飛ぶ。
うん、わかりやすい。
また、気温が高い方が飛ぶ。
ゴルフボールの素材の反発弾性等が気温が高い方が向上する。
それにプラスして気温が下がると空気密度が高くなるので、抵抗が大きくなって飛ばない。
うん、これもそうだろうなぁ~。
良く東南アジアでボールが飛ぶと感じるのは、
気温が高いからと思われています。
自分は、これに重力加速度が関係していると思っています。
地球の自転により赤道付近の遠心力が最大になるので、実質軽くなるんですね。
種子島宇宙センターでロケットを上げるのは、この重力加速度を利用しているからで、
同じ仕様のロケットは北海道からは打ち上げられないそうです。
さて、そもそも重力加速度の緯度により差ってどの位なの?
調べました。
重力加速度:
赤道:9.780 m/s2
極地:9.832 m/s2
うん、全然わからない(苦笑)。
しょうがない、この差でゴルフボールの飛距離を理論的に計算しよう。
でも、理系出身でも物理は苦手なんだよなぁ。
L = (V2・sin θ)/ g
L:飛距離(m)、 V:初速度(m/s)、θ:仰角、 g:重力加速度(m/s)
ボールの初速度は、ゴルフショップなどで簡単に測れますが
ここは、計算で出します。
ヘッドスピードを45m/sでミート率を1.4とすると
45X1.4=63m/s
打出し角を45°と理想にするとsin θは1/√2
計算式に入れて答えを出すと
赤道付近: 287.0 m
極地 : 285.4 m
差はたったの1.5 m。
え~~。
こんなもんなんだ。
ちなみに打出し角を30°にするとそれぞれ
赤道付近:202.9 m
極地 :201.8 m
と極端に落ちます。理論上は…
打出し角にこだわった方が飛距離が出るんですね。
でも、実際にはボールのスピン量とか色々要因があるので、
何とも言えないです。
今回は久しぶりに三角関数を使ったというお話でした(笑)。