先日、会社の式典があり日本から役員や招待客が来イされ、会食をしていた時の事。
インドネシアの国花は何だろう?
と言う話になりました。
胡蝶蘭をよく見るから蘭かなぁと思いましたが
今は便利な時代です。
スマホですぐに調べてみました。
すると、インドネシアの国花は、
マツリカ(茉莉花)
とあります。
いわゆるジャスミンの事でした。
インドネシア語ではmelati(メラティ)
一つ勉強になりました。
その翌日、式典で会場に飾られた花のアレンジメントに使われていました。
式が終わり、飾られていたジャスミンの花の飾りを切り取って
アパートに持って帰ろうとしました。
とても良い香りがしますからね〜。
するとスタッフ全員が、ニコニコしながら
“Melatiの花を寝室に置くとお化けを引き寄せるよ〜”
と言ってきます。
“マジ〜???”
“本当”
男性社員も女性社員も皆んなが言います。
結構、真面目に面白おかしく…
どんなお化けが出るのと聞くと
黒髪ロングの若い美人との事。
日本のお化けと違って足はあるけど、浮かんでいるそう…
“美人のお化けならウェルカム!”
と言って、会社を後にしました。
皆んな笑っていましたね。
このジャスミンは、結婚式でもほぼ必ず使われるようです。
インドネシア人の友人の結婚式の写真ですが
首飾りとして使われています。
この結婚式は、スンダ式ですがジャワ式の結婚式にも同様に使われます。
それぞれ特徴がありますが、東南アジア・テイストで良いものです。
さて、話を戻して、お化けの話。
インドネシア人は皆んなお化けの話が大好きです。
インドネシアでは埋葬は土葬が多いので、墓場はいかにもっていう感じの雰囲気を出しています。
墓地の中を通る事もありますが、夕方歩いている人の中に本物のお化け、幽霊がいても
全く不思議では無い雰囲気です。
いまだに魔術が信じられているようですし、カリマンタン島には、人喰い人種が残っている国です。
バリ島の一部には頭蓋骨が並べられているエリアもありますし
霊的な話には事欠きません。
ボゴールの象徴的なサラーク山。
ゴルフをプレーしている時にいつも身近に見ている綺麗な山です。
一度、登山をしてみたいなぁ〜と言うと
キャディが皆んなお化けが出て生きて帰れないよ〜
と言います。
数年前も登山に入った7名が帰ってこれなかったようです。
お化けの仕業だと…
ジャスミンの香りでリラックスをしながら、
インドネシア人のお化け話好きを思い出しました(笑)。