会議の為に日本に一時帰国中。
8月1日は今年2回目の土用の丑の日です。
前回の丑の日は、ジャカルタで櫃まぶしを食べて英気を養いました。
やはり日本で美味しい鰻を食べたくなり、早速 Google Mapで検索。
今回、利用しているホテルは京急蒲田ですので、
蒲田地区で探すと
若松
というお店がヒット。
創業昭和41年。
ブランド鰻 共水鰻を使用と書かれています。
共水鰻??
知らなかったです。
調べてみました。
静岡県焼津市の共水(株)という会社が作り上げたブランド鰻です。
簡単に書くと、
南アルプスに降った雨や雪が50年かけて地下125 mの井戸より自噴した水を使用。
この水と静岡県の温暖の気候、更に選ばれた餌と24時間管理された育て方に特徴があるようです。
すると、天然鰻のような鰻に育つそうです。
特に養殖鰻では通常できない卵巣が出来るそうです。
また、DHAやEPAなどが一般の養殖鰻よりも豊富に含まれているなど
さすが、唯一のブランド鰻ですね。
そのブランド鰻を使用した鰻重が食べられるという
若松さん。
京急蒲田駅から歩いて、すぐにあります。
訪れたのは、夕方5時半頃。
日本橋などにある有名鰻店だと丑の日は、大混雑になります。
ここも混んでるかなぁ?と少し心配しながら入店すると
1階にはお客さんが一人だけ。
カウンター席が空いています。
安心してメニューを見ながら、
やはりブランド鰻 共水鰻の鰻重を注文。
30分程かかると言われましたが、時間の心配も無いのでお願いしました。
その間、次から次へとお客さんがやってきます。
皆さん、2階へ案内されていました。
また、持ち帰りで来店する方も大勢来ていましたね。
店内には、うなぎ100選会の暖簾が。
会社が元々日本橋にあったので、鰻の名店はいくつか行く機会が多かったですね。
期待でワクワクして待っていると…
香ばしいです。
まず、全く臭みなど無く、パリッとした食感です。
タレもしつこく無く、鰻の美味しさを良く引き立てています。
これは、美味い!!
文句無く、美味しいです。
お値段は高めだと思いますが、
十分に価値があります。
日本鰻が絶滅の危機にあります。
世界に鰻を求めていて、インドネシアも養殖が盛んに行われています。
確かに美味しいんですが、
この鰻重を食べたら、やはり日本鰻を絶滅しないように関係者の方にお願いしたいですね。