ケンタッキーと言えば、お酒好きの人がすぐに思いつくのが、
ケンタッキー・バーボン。
アメリカのバーボンの95%はケンタッキー州で作られています。
職場から車で30分程度の畑の中に、
Casey Jones Distillery
という、小さな蒸留所があり、職場のメンバーと行ってきました。
入り口に着くなり、奥からテンション高めの女性が登場。
創業者の孫の奥様です。
アメリカの禁酒法の時代…ゴッドファーザーの時代ですね…
こっそりと作られていたウイスキー。
じっくりと樽熟成させる時間はなかったため、無色透明なものが多かったとか…
これらは「Moonshine/ムーンシャイン」と名付けられ、友人知人間で楽しまれていたようです。
この蒸留所の歴史をたっぷりと説明してくれたのですが、
こちらも既に酔っていたのと、広い部屋で話してくれたので、よく聞き取れず(そもそも英語が覚束ない)、あんまり良く理解できませんでした。
まず、カウンターに行き、お勧めをチョイスしてもらいます。
出てきたのがこれ。
アルコールProof 109.1
Proofって何??
飲料中のエチルアルコールの体積濃度らしい…
簡単に言うとアルコール濃度の2倍…
これはアルコール濃度が54.55%…
ロックで!
と言って、飲み始めたものの、強すぎて水で少し割りました(苦笑)
隣の部屋でテイスティングが出来るという事で参加…
まずは、Apple Cut…
甘く確かにりんごの香り…
アルコール度数は15%
女性も気軽に飲めそうな味です。
次いで Muscadine cut
これまたフルーティーでくいくいいけます…
Peach Cut
当然、フルーティーでこれまた際限なくいけそう…
この3種類の中ではApple Cutが一番良かったです。
これら以外にも何種類もトライ…
結構、酔ってしまいます。
出来立てほやほや、樽に入れる前のProof 135のものも(アルコール度数67.5%)
試飲させてもらいました。
樽の内側は焦がしてあります。
これが独特の味わいになるんですね。
これ、むせます…(笑)
10年前、Maker's Markの蒸留所で同じようなものを飲みましたが
こちらの方がきつく感じましたね…
あまりバーボンって飲まないので、美味しさを語る事とかできませんが、
強烈なパンチが効いたお酒であったことは間違いありません。
楽しかった。