スクラッチプレイヤーから見たもう一段レベルを上げるのに必要な事…
ラウンドを通してプレイ内容を見たり、話をしながら感じた事を少し書き留めておきます…
まず、簡単な事ですが、決断をしてからプレーに入るまでが早い…
ルーティーンの中でも意識をしている模様です。
アドレスに入って目標を確認したら如何にスムースにバックスイングに入っていくか…
彼はかなりフォファード・プレスをしますが、そこからのショットは非常にスムースです…
ワッグルを繰り返したりするのは、もう全くダメって言っています…
試合と違い遊びのゴルフなので、ティショットの狙いも少し甘いのだと思いますが、
ターゲット設定は迅速、ハザードを何ヤードで越えるか? 入るか? はしっかりと確認…
それによりクラブ選択とターゲットラインを変えるという感じ…
アプローチでは、Confortable という事を最も強調…
つまり、打つ前に不安があるような事はしてはいけない。
そして、イメージが最も重要…
スイングの技術的な事を考えてはいけない、イメージを常に持つ事…
彼が叶わなかったプレイヤーはアプローチは全てのショットをカップインを狙っていた、
全てラインまでイメージが出来ていた…
“スコットランドのゴルフってそういうものなの?”
と訊ねると、やはりフェアウェイの硬さが違うのでランが出る…
だからアプローチにしても転がしを生かした方が確率が高い…
あげて止めるショットは素晴らしいが、リスクが大きすぎる…
どれも一般に言われている事ですが、スコットランド出身のトップアマチュアの言葉だけに
素直に耳に入ってきます…
技術的な質問には、
“ショットもパッティングも問題ない…”
そして言われたのが、
“ Golf is not a game of perfect”
という本を知っているか?
素晴らしい本で、自分はいつもシーズンに入る前に読み直し、イメージを膨らませているんだ。
彼曰く、もう技術的には十分なレベルに達している、
それ以上の結果を出すのは、イメージなんだ、
スウィングの技術的な事ではない…
パットに関しても打ち方は悪くないものの、何か言いたい事があったようです…
そこは次に会った時にもう少し突っ込んで聞いてみます…
“パットは自宅で打っていればいい?”
“それではダメだ、ちゃんと技術的な正しい方法がある”
再会が楽しみです。