飛行機の移動で心配なのが予定通りに飛ぶかどうか?
トランジット便に乗れないなんてもう最悪ですね。
リーマンショック前の2007年、月に10回程度米国で飛行機に乗っていた時、
1年間でまともに飛んだのが1回だけだった…という事がありました。
この時は特にニューヨークの3空港の遅れはひどく、平均1時間半の遅延だったと記憶しています。
その後、リーマンショックが起こり、各航空会社の統廃合も繰り返されたり、便の発着枠が減ったりしてまともになったと思っていたら…
今年、再び米国に来て、まともに飛んでくれません。
同僚もニューヨークで2日間の足止めをされてしまい、レンタカーで14時間かけて帰ってきたなんて事もありました…
今回はイエローナイフからカルガリーに向かう機中、
ドクターはいないか?
とのアナウンス…
途中で緊急着陸…
空港には救急車と消防車が何台か待機中…
係員が3名乗り込んできました…
結局、中国人と思われる親子3名が降りていきましたが、大丈夫だったのかなぁ…
そんな事もありましたが、乗り継ぎまでは随分と時間があったので、問題無いと思っていました…
飛行機はユナイテッド…
スマホのアプリにはあなたのフライトで重要なお知らせがあると出ていてもそれ以上動きません。
まぁこの飛行機が緊急着陸したことのお知らせだと思っていました。
(実際は次の便が大幅に遅れていることでしたが…)
カルガリーに着いて、モニターをみると遅延の情報が…
これでは、次の便に間に合わない…
すぐに別のフライトに変えなきゃ…
が!
ユナイテッドの職員が何処にもいない!
インフォメーション・カウンターの女性に電話で呼び出してもらっても、全然やって来ない!
これじゃ対応ができないじゃん…
とりあえず、シカゴのホテルだけ確保…
結局、遅延した飛行機の出発15分前にやって来る始末…
なす術もなく、5時間位遅れて、シカゴに到着…夜中です…
シカゴはユナイテッドのハブ空港なのでサービス・カウンターも人が待っていました…
翌日早朝のアメリカン航空に振替のチケットを用意してくれていました…
それとホテルの予約とバウチャー、食事券一人20ドル分…
天候による遅延でしたが、しっかりと対応はしてくれていました。
ホテルは、自分が予約済みだったので、バウチャーの金額を自分が予約した方に変更をしてくれました。
親切でしたね…
ただ、問題が…
預け荷物をここで取り出せないとの事…
着替えも無い…
歯ブラシ等のセットはここで貰えましたが…
そして、1番の問題はカルガリー空港で買った免税のアイスワイン…
一度、空港の外に出るので機内に持ち込めません…
どうする?
翌日、少し早めにアメリカンのチェックインカウンターへ行き、事情を説明…
係の人が封を開けていないよね って質問をした後、
箱を持って来ると何処かへ…
しばらく待っていたら、ちょうど良い大きさの段ボールを持ってきて、
テープでぐるぐるに梱包してくれました…
なんて親切なんだろう。感謝です…
結局、行きも帰りも飛行機が遅延し、到着が翌日になってしまいました…
それでも、空港で見事な朝焼けを見ることが出来ました。
この朝焼けゾクゾクするような真っ赤…
空港職員も写真を撮っていた位、見事なものでした。