飛行機を頻繁に利用していると避けられないのが、目的地と違う所に着陸してしまう事…
天候不順による事が多いですが、その場合近くの空港に降りるので、バックアップがし難いという事になります。
近すぎて定期便が無いんですね。
日本は新幹線を始め、鉄道網がしっかりしているんで何とか移動が出来ます。
実際に飛行機会社は鉄道の切符代も出してくれますし。
アメリカの場合は、やっぱりレンタカーで移動する事が緊急の場合の早道。
それ以外は、別の航空会社の便に振り分けてもらうか、予定が大幅に変わっても航空会社に任せるか。
今回、ラスベガス空港(LAX)からナッシュビルに帰る時、予定よりも30分早く到着するという機長のアナウンスに気を良くしていました。
普段はタブレットで音楽動画を見ながら、飛行機のモニタは地図を表示しています。
イヤホンを付けているので、あまり機内アナウンスは聞いていないのですが、途中で天候により予定より10分程度遅れるというのは聞こえていました。
そろそろ着く頃だと思っていると、地図にはシンシナティが映ってくる(ナッシュビルから相当北です)。
と思っていたら、Uターンしてナッシュビルの上空を通り過ぎて行きます。
ドンドンドンドン、アトランタを目指していく(ナッシュビルから南へ400km程)。
なんだGPSが狂っているのかなぁとぼんやり考えていたら、そのまま着陸しちゃいました。
その瞬間、すぐにその日の他のフライトの検索。
無い…(絶望感)
レンタカーを借りても、車で5時間前後、この日は早朝3時から起きていたので、寝ないで運転する自信無し…
しばらく、機内に缶詰めになりました。
何とかそのままナッシュビルに戻るように管制官やその他の部署とやり合っているとの事。
ただ、クルーは働いている時間の関係で交代しなければいけない…
機長からは ”今他のパイロット以下のクルーを探している。多分見つかると思うよ~”
というアナウンスが。
結局、しばらく機内に閉じ込められたものの、一旦乗客は飛行機から降りました。
待つ事、5時間位、クルーが見つかり、ほぼ夜中の0時に再度搭乗。
この時はIDを見せて、係員が電話で乗客名簿と確認。
座席を指定して乗り込むというアナログ対応でした。
同じ機材に乗ったのですが、フライト・マップは先ほどのまま。
今回は歳という事もあり、疲れました(泣)