子供の頃、よく聞かされた事に、
日本は四季があるという事…
そして、秋の紅葉はとても美しいんだ…
そんな話を学校の先生が良く話しているのを聞いていると、世界の中で四季は日本だけの特別なものだと勘違いをしていました…
日本だけの特別なことでは無いと実感したのは、大人になってからですかね…
三年間駐在したインドネシアは確かに雨季と乾季だけ…
気温の変化は殆ど無い上、日の長さも一年を通してほぼ一緒…
季節感は全くありませんでした…
(ドリアンのシーズンだけは重要でしたが(笑))
気候の変動で日本は四季が感じられなくなってきていますが、日本以上に四季を感じる国や地域は一杯あります…
そして、紅葉も日本が一番だと…
これもそんな事は無かったです(苦笑)…
子供の頃の紅葉の感動した記憶はどこかへ行ってしまいましたが、大人になってから良かった場所がいくつかあります…
一番感動したのは、それでも日本…
長野県の坂城町から軽井沢へ向かって山道を車で走っている時、カラマツ?の見事なまでの黄金色の紅葉の中を通りました…
この時の本当に黄金色に輝く中を走った時の感動は忘れられません…
二番目はドイツのロマンティック街道をバスで北上している時…
ノイスヴァンシュタイン城からヴェルツブルクに向かっている時、広大な大地がやはり真っ黄色に染まっていました…
この時の感動もよく覚えていますが、日本は小さいなぁとも実感した瞬間でした…
この旅行の時に立ち寄った、城壁都市のネルトリンゲン…
ここでは、真っ赤な紅葉の中を散歩する事ができました…
この真っ赤な紅葉は最も赤い葉っぱの思い出です。
アメリカやカナダは紅葉の名所が一杯あります…
名所でなくても、車で走っていると見事な紅葉の中を走れることも多いです…
今年はアメリカでも有数の紅葉のスポット、
グレートスモーキーマウンテン国立公園
で紅葉狩りです…
最近こそ、欧米人も紅葉を楽しむようですが、紅葉を楽しむという文化はどうも日本独特なものだったようですね。
目の前に見事な紅葉が広がっていても、それを愛しむという心は日本人独特のもので、これが日本の紅葉は凄いという話に繋がっているのかもしれません。
グレートスモーキーマウンテン国立公園は、アメリカでもっとも人が集まる国立公園でグランドキャニオンの2倍の人出とか…、
特に紅葉のシーズンは学校の秋休みも重なり、大渋滞になります…、
日光のいろは坂のようなものですね…、
出かけた週末は、ずっと雨の天気予報の上にコロナの影響もあって、人出は少なかったのが良かったです。