“ずるしちゃダメだよ〜“
“ズルっ子〜“
子供の頃、後出しジャンケンや遊びの中でよく行った記憶が多い言葉、
“ずる“
他愛もない内容ですが、ずるをすると友達からは嫌われたものです…
自分の中で、一番の衝撃を受けた“ずる“は、
もう30年以上も前の1988年ソウル五輪の男子100mです…
世界のスーパースター、カールルイスとベンジョンソンが金メダルをどちらが取るのか?
大学の学食で大勢の学生が見守る中、結果はビックリするほどのベンジョンソンの圧勝…
強過ぎて、呆れる程のレースでした…
が…
その後にすぐドーピングにより失格、金メダルの剥奪と大騒ぎになりました…
ずるもここまで来ると人生も変わってしまうし、そもそも全く許されません…
ただ、更にショックだったのが、彼がその後のインタビューでカールルイスだって、ドーピングをやっているんだと話した事…
上手く検査をすり抜けているだけなんだ…
こうなってくると、もう何を信じていいのかわかりません…
カールルイスやセルゲイブブカなどの世界のスーパースターを見たくて、1991年の国立競技場で行われた世界陸上を見に行きました…
スタジアムの反対側でアップをしているカールルイスは、それだけでも他の選手と全く違う動きで、本当に凄いなぁと思ったものです…
当然、ドーピングなど疑いもしませんでした…
今やドーピングの話題は大会のたびに巻き起こり、ロシアなどは国を挙げて行なっていると認定されてしまいました…
そして、今回のアメリカ大統領選挙の不正疑惑…
これもずるです…
ずるは許してはいけません…
が、本当はどうなんでしょうか?
もう一層のこと、選挙をやり直せばいいのに…