プランテーションは数あれど、ここのアプローチの樫の大木のアーケードは必見です…
チャールストンの中心地から車で2、30分程の場所にある、
ブーン・ホール・プランテーション&ガーデンズ (Boone Hall Plantation & Gardens)
メイン通りから入り口に入ると入園料を払うゲートがあります…
そこで料金を支払って車を進めると…
一体、何メートルあるんでしょうか!
1枚目の写真は屋敷の入り口から通りの方を見て撮った写真。
遠くの方に小さく車が写っています。
距離の長さがわかりますね。
散策の途中で屋敷を撮った写真…
下が振り返って撮った写真です…
見事としか言いようのない、オークのアーケードです…
昨年、ニューオーリンズで訪れた、
オーク アレイ プランテーション (Oak Alley Plantation)
も見事でしたが、規模が違う…
もう本当に見事!
ここを通れば、もう満足です…
この日の夕方は結婚式があるようでその会場作りをしていましたが、庭園の管理の方のトラックもこの通路に止めていたので、
お願いして移動してもらいました(笑)…



大木から垂れ下がっているのは、こういう形の木なのだと最初思っていたのですが、
同じものが他の種類の木にもぶら下がっています…
マグノリアやイチョウの木にも…
よく見ると独立した植物のよう…
調べてみると Spanish Moss (和名:サルオガセモドキ)というサウスカロライナ州からルイジアナ州に自生しているエアプラントでした。
これが南部のイメージを強烈に植え付けるようで、「風と共に去りぬ」のイメージが重なりなす…
話はそれますが、この植物は別名 Spanish Hairとも呼ばれているようで、画像を見るとスカーレット・オハラ役のヴィヴィアン・リーがしていた髪型みたいですね…(違うかもしれませんが…)
ただ、自分の中では風と共に去りぬはこの植物が人々の心の奥にしっかりとあると感じました…
庭園は、しっかりと管理されていてこの時期(11月の28日)でも花が咲いています…





1番の見頃はやはり4月なんでしょうね…
奴隷小屋も並んでいます…



煉瓦造りで暖炉付き、ベットの横にはスウィングタイプのベビーベットもあります…
いつも思うのですが、日本の住宅事情を考えると奴隷のそれはそんなに酷いもんじゃないっていう気持ち…
こんな事を書いたらいけないと思いますが、奴隷の中には幸せだった人もいたんじゃないかなぁ…
チャールストン市内で見た、旧奴隷市場博物館に展示してあった数々の拘束具や歴史をみるととてもそんな事は言えない残酷な歴史だと理解できますが…
ケンタッキー州に住んでから奴隷制度の時代背景や南北戦争の歴史をもっと理解するために勉強をしないといけないと思います。