職場の米人に折に触れて日本の文化や伝統を話しています。
ふと気がついたらひな祭り。
早速、ウィキペディアの情報も含めて教えてあげると、
“知ってたけど、正確な日にちが分からなかったの。
家に雛人形があるから持ってくるね〜“
との返事。
日本人の誰かにお土産として雛人形をもらったのかなぁとちょっと嬉しいような。
次の日、机の上にはちっちゃなお人形が飾ってありました。
写真は明日アップします。 (1日で片付けてた…)
説明するときに思ったのは、ひな祭りは女の子の成長を喜ぶ催し。
最近のジェンダー・フリーってこういう伝統的な行事はどうするの?
親戚には女の子がいなかったので、身内で雛飾りを見たことがありませんでした。
その代わり、実家では端午の節句に立派な段飾りがありました。
子供の時に母親と飾りを組み立てたことと緑色の毛氈が強烈に記憶に残っています。
自分が父親になった時、息子には段飾りを贈る事が出来ず残念でしたが時代も変わったのでしょうがないとします。
あの頃、同級生の女の子の家に招待された時、見事な七段飾りに圧倒されました。
子供心に雛祭りは女の子、端午の節句は男の子ではなく、子供の日と学校で習ったように記憶していて、
なんか割に合わないぞ!っと思っていました(笑)。
雛祭りは桃の節句でもあるわけですが、端午の節句とは違うのが
“白酒“
を飲む風習があること。
当時、女の子はお酒を飲んでいい日なんだ〜 程度に思っていましたが、これは大人の女性もお祝いするということがあるようで、
子供が酒を飲んでいいという事ではないようです。
さて、もう一度最近のジェンダーに関する議論。
伝統的なひな祭りも女の子の風習というのを、差別だと言うのですかね??
差別はいけないけど、お互いを尊重すれば良いだけ。
どうでもいいけど(どうでも良くない!)、住みにくい世の中になっていると思います!!