としぼうのエンジョイ・ライフ

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アプローチ・イップス ~~悩めるゴルファーに捧ぐ~~

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イップス(Yips)は、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、突然自分の思い通りのプレーや意識が出来なくなる運動障害のことである。 本来はゴルフの分野で用いられ始めた言葉だが、現在ではスポーツ全般で使われるようになっている。by Wikipedia

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なってしまった人ではないと、この苦しみはわからないでしょう。

イップス克服の数々の情報が溢れています。

でも、イップスから帰還した人の話はあまりにも少ないのではないでしょうか?

 

これを読んでいるあなたもイップスで悩んでいるのでしょうか?

私は長い間、ゴルフのアプローチ・イップスに苦しんできました。

私は完全には治っていませんが何とかなる所まで戻ってこれました。

 

同じように悩んでいる方のお役に立てるかわかりませんが参考になれば幸いです。

 

 きっかけ

子供の頃から父親が趣味でしていたゴルフをしていた関係で、自分でする事は無くても身近にゴルフを感じていました。

自宅の庭には姫高麗芝を敷き詰め、ゴルフ場でもらってきたカップが埋まっている。

それを小学生の自分が自由に穴を掘って、カップの位置を変えていました。

遊びでパットごっこをしていたものです。

大学に入学後、一番の友人のアパートの隣室の同期性がゴルフ部であった事から二人でゴルフを始めました。

お金の無い貧乏学生だったのでコースに行く事は滅多になかったものの、グリップやスイングの型などをいつも教え合ったものです。

社会人になり会社でゴルフをすると、意外に100を切れない先輩が多い事に驚いたものです。

バブルの最後であったので、先輩に連れられて名門コースによく行きました。

バブルがはじけ、自分も結婚した関係で全くゴルフをしない年月が5年ほど過ぎました。

再開できた時の喜びはひとしおでした。

 

問題は、ここです。

久しぶりにコースに行き、何でもないバンカー越えのラフからのサンドウェッジのショットが見事なダルマ落とし。

2回繰り返したように記憶しています。その後の事は全く覚えていません。

強烈に覚えているのがこの最初のダルマ落としなんですね。

もう、30年も前の話です。

 

これがいわゆるトラウマとなりました。

 

初心者の頃は7番アイアンで、30mも50mも転がしてピンに寄せたり、

グリーン周りからはチップインを狙うイメージがあり、いつも狙っていける事が出来ていました。

 

それが、このダルマ落しをきっかけにドンドンアプローチで寄せる事が出来なくなっていきます。

 

最後は、カラーからパターで打ってもグリーン奥のOBまで打ってしまうまでに。。

 

症状

自分のイップスの症状は、グリーン・カラーから50ヤード未満の距離で出ます。

50ヤード以上になると問題ありません。

グリーンに乗っていないと例えパターで打っても出来ないのです。

ちなみにグリーンに乗っていれば、20mの距離があっても50cmの短い距離でも全く問題ありません。

グリーンに乗っていないと短い距離でもダメなんですね。

具体的には、アプローチのバックスイングから切替しで身体が動かなくなります。

トップの位置からクラブが

降りない

動かせない

となってしまいます。

すると、無理にクラブを引き下ろすので、ザックリになったり、

トップしてしまうとOBゾーンまで行ってしまったりします。

信じられないかもしれませんが、カラーからOBゾーンまで打ってしまったりします。

 

打ち方

よくパターのように打ちなさいと言われます。

イップスの人は、全く役に立たないアドバイスです。

何故ならパターで打てないんですから。

手首を固定しなさい。。

同じです。

元々トップで固まってしまうので意味の無いアドバイスです。

 

原因

一言で言うとメンタルに起因するんでしょうね。

ダルマ落しをした事によるトラウマがアプローチの恐怖となって身体が拒絶してしまう。

練習や遊びの時はどんな事も出来るのが特徴です。

難しいロブショットやスピンをかけるアプローチショットなど遊びなら何でもできます。

いわゆる本番のショットで出来ないのが辛いのです。

また、イメージと身体の動きがリンクしないんですね。

 

対策

練習

最初に実行したのが、部屋の中や練習場で徹底的に練習する事。

実は、これがあまり意味が無い。

何故なら、練習では失敗もしなければイップスの症状も全く出ないからです。

これで、数年を費やしました。

 クラブを変更する

グースネックのウェッジでゴルフを覚え、ストレートネックに変更していました。

グースネックに戻すか?

結論は変更しませんでした。

理由は、使っているウェッジが気に入っていたからです。

 

ボールの位置

ボールの位置を右に寄せてみたり、左に置いてみたり。

これも意味が無かったです。

何故なら、トップの位置から動かないんですから。

 

メンタルトレーナー

ショットは悪くない。

200ヤードからでもグリーンを狙っていけるし高確率でオンをする。

でも、カラーからグリーンに乗せられない。

こんな悲劇はありません。

メンタルトレーナーの門を叩きました。

藁をもつかむ気持ちです。

 

最初のカウンセリング。

3時間位話したでしょうか?

ここで、希望の光が差してきました。

正直、料金は高いです。

でも、ここまで読んでいるイップスで悩んでいる貴方。

一度、専門のメンタルトレーナーを訪問してみるのも良いと思います。

 

パーソナル・フィジカル・トレーナー

イップスと直接関係は無いのですが、腕を怪我した期間があり、

しばらくゴルフが出来なかったので、トレーニングを受けました。

この時のトレーナーが骨格から指導してくれました。

人間の身体の骨格の構造から動かし方ですね。

実は、ここで教わった事とメンタルトレーナーが言っていることが見事にリンクしたんです。

この頃から少しずつ変化が出てきました。

 

毎週2回ラウンドする環境

インドネシアでは毎週土日にラウンドしています。

小技はラウンド回数に比例して上手くなる筈です。

ただ、やっぱりイップスは出るんですね。

アプローチ練習場での練習

例えば、部屋で練習したり練習場でアプローチをしっかり練習してもダメな理由。

個人的な部分が多いですが

景色が違う

という事です。

自分のイップスの原因の一つにイメージと身体の動きがリンクしない事があります。

何故か本番になるとアドレスした時のボールを含めた視界に入る景色が全く変わってしまうイメージなんです。

何故か?

専門家に聞いてみたい謎のひとつです。

このイメージの違いを解消する為に有効であったのがアプローチ練習場。

屋外でちゃんとしたグリーンが無ければいけません。

出来れば、バンカーなどもあり視界に入ったりするといいですね。

この視界というのは、何もアドレスの時だけではないです。

振り返った時に見えるだけでも十分です。

 

そして、打つ距離をしっかりと歩測する事。

自分のイメージと身体の動きがリンクしないので、これを反復練習して無理やり覚えさせるんですね。

肝心なのは、実際の屋外で自分で歩測する事。

練習場にある目印のピン等に向かっていくら打っても自分では全くイップス改善には効果がありませんでした。

しかし、この実際に歩測してから打つ。

これは、劇的にイップスの改善に役立ちました。

 

その時の距離に応じてトップの位置を意識して覚える事。

乖離してしまった脳と身体の動きを結びつけるんですね。

 

最後に

イップスになってしまうと全てが楽しくなくなってしまいます。

しかもその原因や症状が人や競技によって異なる事で理解も得られにくいです。

イップスに悩む人のお役に立てたら幸いです。