普段さりげなく見ているものでも、なぜか強烈に印象が残るものがあったりします。
今回はそんな日常の中で青色にまつわる事をつらつらと書いてみました。
青、藍、紺、薄浅葱、青白磁、紺碧、孔雀青、湊鼠、千草色、、、、etc.
日本人の感性が素晴らしい事は色の名前・種類が豊富にある事だと思います。
日本人の色に対する言葉が最も発達した年代は何時頃なんでしょうか?
染氏の吉岡幸雄さんは、平安時代に色が発展したと述べられています。
古来日本人の色の使い方は素晴らしかったと説いています。
早稲田大学教授の斎藤美穂博士は、世界中どこでも共通して好まれる色は青だといる研究成果を発表されています。
日本人にとっての青は藍だそうです。
毎日同じ所を歩いていても、ふと見事な青空に感動する事が年に何日かあります。
気分が爽快になり悩み事が消えていくようです。
青空は世界中の全ての人々が日常で目に出来る青色の代表でしょう。
日本の自宅と青空 ~色が濃い~
古代遺跡と青空 (ボロブドゥール)
近代建築と青空 (マリーナベイサンズ)
工事現場と青空 (ジャカルタLRT)
活火山と青空 (ムラピ山)
旧火山と青空 (サラーク山)
ヤシと青空
青い海
青い海で一番に浮かぶのは地中海・エーゲ海。
青い海に立ち並ぶ白い建物。日本人のDNAに刻まれた最も好まれる色の組み合わせによって街ができています。
相模湾を見て育った自分の中の海は、イメージよりもずっと濃い青。少し黒味がある青です。
子供の頃、沖縄海洋博で見た海の美しさに何で同じ海なのに色がこんなにも違うのだろうと思ったものです。
海の青さも外から見るのと海中から見るのはまた違った感動を与えてくれます。
今年は初めてバリでスキューバダイビングを体験し、この海中からの海の色にも感動しました。
青い空と海とゴルフ場 (ロンボク島)
水中から見る青い海
青い色で最も期待を良い意味で裏切られたのが
北海道美瑛町の青い池。
アップルの壁紙にも選ばれたことで人気スポットになっています。
青い池といっても実際に見ると意外とがっかりするだろう、、、と思いながら
訪れると。
見事に青い!!!
これには、本当に感動しました。
水酸化アルミニウムなどがコロイドとなって太陽光の作用で青く見えるそうです。
青い池をイメージしたソーダアイス
幻想的な摩周湖の青
ゴルフをしていてたまに見かける青い鳥。
羽を広げて飛んでいる時は、少しメタリックな感じで本当に美しいです。
インドネシアではBurung Tledekanという名前のようです。
ちなみにBlue Birdといったらタクシーです(笑)。
残念ながらスマホだとこれが限界
日本の代表的な青い鳥はカワセミでしょうか?
残念ながら見たことがありません。
自然界の青色を見た時に感動して、少しだけ調べてみたらその奥の深さに、また感動しました。