としぼうのエンジョイ・ライフ ゴルフ・グルメ・旅行

ゴルフ、グルメ、スイーツ、旅行に関する日常を公開します。2019年2月より2度目の米国駐在がスタート。

顔面神経麻痺(ベル麻痺)を発症。顔の右半分を自由に動かせない為、水が口からこぼれるなどの典型的な症状を発症。

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顔面神経麻痺を発症してしまった…

 

診断結果は、Bell's Palsy (ベル麻痺)

 

顔面神経麻痺というのは、想像以上にストレスがかかる。日本では人口10万人あたり15~30人程度と性別に関係なく全年齢(ピークは40歳代)であることから少し書いておこうと思う。

 

気になっている方のちょっとした参考になれば幸いである。

 

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一般社団法人 日本頭蓋骨顎顔面外科学会より

 

発症2週間前:

ゴルフのプレー前の準備運動で左肩に激痛。五十肩として気にしない。

実際、関係無いと思うが脳梗塞等もほんの僅か頭に浮かぶ。

 

発症2日前:

職場で立ちながら会話中に右後頭部に突然の激痛が走り、すぐに消える。

ごくたまにそのような頭痛を感じる事があるので、年齢的にも脳梗塞を少し気にする…

 

発症1日前:

Eテレの天気痛を見ていて、低気圧等による体調への影響が科学的に解明されたと知り、天候不順による体調かと体調の低下を自己分析。

この日は1日暴風。ゴルフのプレーをあきらめ頭痛、倦怠感があるため午後に少し昼寝をする。

また、夜中に首に激痛(寝違えと考えたが実際には帯状疱疹等から来る痛みだったかもしれない)の為、その後は体勢を変えても寝る事ができず。

 

発症当日:

首の痛みがとても強い状態が続く。

夕食後、歯磨き時に水が口からこぼれる事に驚き、右側の口が麻痺している事を自覚する。

 

ネットを見ると、

” 水やお茶を飲んだとき、口の一方から漏れる場合は、脳梗塞や顔面神経麻痺を疑います。

どちらが原因かを調べる方法は額の動きです。額の筋肉の動きがある場合は脳梗塞を、ない場合は末梢性の顔面神経麻痺を疑います。いずれにしても脳のMRI検査が必要です。”

 

とある。

額に筋肉の動きが無い事と何となく感覚的に脳の問題では無いと感じる(これが一番危ない考え方)。

寝違えによる首の痛みが神経に悪さをしているのが原因だろうと思いたい。

 

奥様は至急病院に行くべきと言うが日曜日の夜でER(緊急救命室)に行くのに抵抗があった為、寝る。(2月にERに行き、とても待たされたし待合室は修羅場だったので行きたくない。また、アメリカは主治医に見てもらうのも予約が必要な事。この医者との定期診断が水曜日にあったことから様子を見たかった)

 

発症1日後:

翌朝も口の麻痺は同じ。後頭部に痛み。首も痛い。頭には霞がかかり、仕事を休む。全くパソコンを開くなどメールの処理などはできず。

奥様が病院に行くことを強く進めるも、何が悪いかがわからず様子を見る。脳だったら死んでたかもしれないが...

 

発症2日後:

朝起きると顔の麻痺は(右半分)より一層ひどくなり、右目を閉じられなくなる。

これはもはや治らないと思い、至急ERへ行く事に。

ネットで調べた Bell's Palsy というベル麻痺の英語をスマホにメモして。

 

ERの受付で、症状を伝えると後ろにいた女性が立ち上がり、

” マスクを取って症状を見せて ”

と。

 

そして、すぐに中に案内された。前回は数時間も待たされたのに...

 

医者と看護師が代わる代わるやってくる...

 

問診を取りながら、4,5人に囲まれマスクを外し事情を説明。

 

目を動かせとか色々言われて、多分Bell's Palsyだと思うから、血液検査をすると...

(スマホを開いて、この単語を出していたので双方で納得した感じ)

 

” 脳の心配は無いのか? ”

 

” 問題無いと考えているが、血液検査の結果が期待するものでは無かったら脳の検査をする ”

 

何となく安心しながら、男性の看護師が採血に来る。

 

” 自分も発症したんだけど、治るのに5,6か月かかったよ ”

” シリアスな感じ? ”

” 心配しなくて大丈夫だよ ”

 

という会話を通して少し安心!?

 

一時間弱で結果が出たようで、医者から説明を受ける。

 

菌がポジティブだったようだが、会話が専門的な単語だったのでかなり推測の理解。

 

就寝中目が閉じない筈だから、目を保護する為にテープを貼って寝るように指導を受ける。

 

薬を2種類処方を受ける。

 

Valacyclovir 1g バラシクロビル、ヘルペスウィルス感染症治療薬

Prednisone 20㎎ ブレドニゾン、ステロイド系。免疫抑制作用系合成副腎皮質ホルモン剤。日本では未承認剤。

 

ERで待機中に薬局 Walgreenのアプリからオーダー受け取りのメッセージが入る。

とても便利である。

 

午後、薬を飲むとても効果が表れた感じも麻痺自体は変わらず。

 

発症3日後:

在宅ワーク。

良くなっている感じがする。

右目は閉じないが、力の入れ方を覚えて意識すると閉じる事をマスター。

ドライアイでとても痛い。目薬を差すも追いつかず。

寝る時に右目にテープを貼る。

 

発症4日後:

ウェブミーティングや電話で話していると上手くしゃべられない状態となる。

右側が動かず、全体的にだらっと下に落ちてしまう反動で左半分が上に引きつり上がる。

手で顎を押さえてサポートする事で会話が出来る状態。

同様に水を飲むときも顎を押さえないと口からボロボロとこぼれる。

食べ物が口の中で左右に移動しないのでとても食べにくい。

また、歯を磨いた後に口がちゃんとゆすげない。

 

 

 

1週間経ちましたが、状況はあまり好転せず。

特に午前中の調子が悪い。

 

 

職場の皆に迷惑をかけていると思うので、とても申し訳ないと情けなくなります。