省エネや地球温暖化防止や資源の削減という点から大きな声で言えないのですが
エアコンの使い方の話です。
リーマンショックの少し前に米国駐在をしていた時の話。
金曜日にオフィスを離れる時に自分が最後だったので、
エアコンのスイッチを切ってカギを閉めました。
まぁ、普通ですよね?
翌週の月曜日の朝、
何やら同僚が怒っている…
(烈火のごとく怒っているわけではありませんが、不愉快って感じ)。
何で??
朝会社に来たら、
暑い!
って、事です。
誰がエアコンを切ったんだって感じで、
自分が帰る時に切ったよ~~
という呑気な答えにイライラしている感じです。
それはもうこっちが何で?
って感じだったんですが、
朝会社に来た時に不快な状態にしておくのはいけない、
だから、エアコンは切らないでくれ!
という話になりました。
おおぉ…これぞ大量消費で国を支えている資本主義の考え方なんだぁ~。
とおおいに感心しました。
その後、自分のアパートでもエアコンはかけっぱなしになりました。
特にニューヨーク近郊の東海岸は冬場マイナス20℃位に冷え込むこともあり、
エアコンを切ってしまうと、室内の水道管などが損傷する事を防ぐ意味合いもありました。
実は日本の自宅にはカナダから個人輸入した薪ストーブがあります。
冬場は24時間、ストーブの火を消さない生活をしていました。
室温は18℃にも届かない程度。
でも、半そでにパンツで生活できます。
薪ストーブを24時間平常運転することで、壁や床と室内空間の温度差が全くなくなるので、空気の必要以上の流れ(隙間風)が抑えられるのと放射熱の部分で
身体が感じる温度差が無くなることが要因です。
ただ、夏場のいわゆるクーラーをつけっぱなしにはしていなかったんですね。
それまでは。
それ以来、日本でも容量の大きいエアコンをゆっくりとずっと動かすという方法で快適に生活していました。
そもそも大震災の後の日本国中の理にかなわない省エネ活動には疑問を感じています。
夜間の電気が余る時に照明を落として、軽犯罪を増加させたり、
エスカレーターを止めて、大混雑させたり、
室温を28℃といっているのに、設定を28℃にして実質30℃以上のオフィス環境にしたり(これ最近改まっているようですが)。
そもそも、電気を使わなければ、東京電力の収益が落ちて、結果として税金を投入。
我慢をして不愉快な生活をして、結局税金でお金を払うなら、
快適な生活をして電気代を収めたほうがよっぽどまとも。
もはや現代文明の衰退が始まっていると言っています。
(この辺は批判が多いと思うので、こっそりとです(笑))。
今、ジャカルタのアパートは単身赴任で一人暮らし。
2ベッドルームに2バスルーム、リビングダイニングにキッチンという間取り。
エアコンは、合計で5台となっています。
この内、リビングダイニングの大型2台の内、1台のみを24時間運転。
メインのベットルームと合わせて、全室を賄っています。
さて、明日からレバラン休暇で日本へ。
久しぶりにエアコンのスイッチを完全に切ります。