プリンストンからニューヨークには電車で行くことができます。
車社会の米国では数少ない地域ですね。
ニュージャージー州に駐在していた10年前は、どんな時も殆ど車を使ってマンハッタンに入っていました。
電車を使った事は数回しかありませんでした。
一人になれる車の方が好きだからですが、電車の方が渋滞の心配がない分良いですね。
電車で行くといっても当時はUBERのようなものもなく、
最寄りの駅までは車です。
駐車場も十分ではなく、時には満車…
車がどうしても置けないので、隅に置いておいたら、駐車違反の切符を切られたこともありました(泣)。
そんな事を思い出しながら、今回は電車で行くことにしました。
フィラデルフィア空港でニュージャージー州に入り、帰りはラガーディア空港からなので
電車の方が便利です。
久々に来たプリンストン・ジャンクションの駅は駐車場も拡張していました。
切符は自動販売機でも窓口でもOKです。
自動販売機はモニタに表示されるので、簡単に買えます。
改札というものが無いので、切符を買わなくても乗れてしまいますが、
車内検札があるので、きちんと買いましょう(笑)。
AMTRAKという長距離電車に乗ります。
行き先は、ペン・ステーション。
朝のラッシュの時間なので、色んな電車が来ますが、放送を聴きながら間違えないようにします。
日本のような電光掲示板はありません。
米人もわからない人は、周りの人に聞いていました。
駅に着くたびに(ニューヨークまで2回停車しました。電車によって違います)、
車掌が来て切符を確認していきます。
前のシートの上部にクリップがあり(写真左)、そこに切符を挟んでおくと
車掌が来た時に勝手にそれを取り、写真右のようなパンチをしてクリップにはめます。
そうすると次からは素通りしてくれます。
ペンステーションは、古く正直汚いです。
それとエスカレーターなど殆どプラットホームにありません。
ちなみに帰りの時は(ペンステーションが始発になりますが)、
出発の10分前にならないとホームがわかりません。
そういうのも電車で出かけたく無い理由でした。
並んで確実に座れるという保証が無いので。
ただ、10年経った今がどうなっているかは知りません(笑)。
駅の外に出るとそこはNY。
荷物もあったので、地下鉄じゃなくタクシーで移動を開始しました。