としぼうのエンジョイ・ライフ ゴルフ・グルメ・旅行

ゴルフ、グルメ、スイーツ、旅行に関する日常を公開します。2019年2月より2度目の米国駐在がスタート。

イエローナイフのオーロラ観賞の総括… 団体ツアーではなく、個人でのんびり観賞する地に行ってみたいと思いました。

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幻想的な光を放ちながらゆらゆらと揺らぐオーロラ…

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そんなイメージですが、天気が悪ければ全く見えない…

 

薄い雲の場合は、雲の遥か上に発生したオーロラの光で雲全体を輝かせることも…

 

でも…

 

街の灯りが反射しているってことも…

 

今回のオーロラ鑑賞の旅を振り返ってみました…

 

1. 場所

 

ネットで検索するとオーロラ鑑賞に適した土地が色々と出てきます。

 

その中でも最も観測率が高い所がイエローナイフ…

 

簡単に言えば、オーロラが出現するオーロラベルトのほぼ真下に位置しているので、

大空のどこにでも出る可能性があるということ…

 

雲の遥か上空で発光しているので、天気が悪いとオーロラ は見えません。

常に雲ひとつない夜空っていうのも確率が低い…

 

イエローナイフの場合、上空のどこかが雲が無ければ見える可能性が非常に高いという訳ですね。

 

加えて、近くに山や大きな湖が無いこと…

天候が安定しているそうです。

 

それと風が吹いて、雲が出ていてもそこに留まることが無く、雲の隙間がかなり出来るそうです。

そこにオーロラが現れるわけですね。

 

1週間とか滞在できれば何処でも良いのでしょうけど、短期滞在ならイエローナイフ が

無難なんでしょうね。

何せ3日滞在すれば観測率95%以上らしいですから。

 

2. 服装

現地のガイドさんの話を聞くと、実は9月から10月位の方が天候も安定している上、ジャケットを着ないで観測できるので良いそうです。

オーロラ = 冬 

というのは、空が透き通るように晴れ渡ると寒いから、そういうイメージが強いのだと説明されていました。

まぁ これは個人の感想ですって付け加えていましたけど…

(白夜っていうのも理由ですね)

 

という事で、普通は冬…

今回もマイナス30℃以下、体感気温マイナス42℃ってのがありました…

これは本当に寒い…

 

外でスマホをいじろうと手袋を外して、ほんのちょっとで痛くなる痛くなる…

以前、エベレストからスマホで生中継をしていた登山家 故栗城史多さんが凍傷で指9本を切断されましたが、あれはそれこそ自殺行為ですね。

 

ただ、マイナス30℃といっても体感気温がそれほど下がっていないとそれ程寒くありません。

 

オーロラツアーでは防寒着のレンタルが料金に入っています。

内容はジャケットとズボン、ブーツに手袋、フェースマスクといった所…

 

この防寒着はマイナス50℃でも大丈夫なようです…

実際、ジャケットの下はヒートテック一枚で大丈夫ですが、

ティーピー(円錐形のテントの事)の中で待機する時にジャケットを脱ぎたいので他の人に見られてもよいものを下に着ておく事。

セーターなどは必要ないと思います。人によりますが。

 

ズボンの下もヒートテック1枚で全く問題無し。

靴下も少し厚手のものでOKです…

 

問題は手袋…

レンタルの手袋は正直移動する時やじっとしている時に使うくらい…

何かをしたい時(写真を撮ろうとする時など)は、薄手の手袋が便利です。

この薄手の手袋は事前に用意しておきましょう。               

 

最近の手袋は高性能なので薄手でも暖かく、スマホも使えます…

 

もう一つは顔をどうやって保護するか…

体感マイナス40℃って外気に触れている皮膚がすぐに激痛になってきます…

記念にもらえるフェースマスクで十分ですが、

鼻を覆うと自分の吐く息でメガネがすぐに曇ってしまいます。

 

メガネをしている人はわかると思いますが、マスクをする時のあのストレスです…

特に対策はないですね〜…

鼻を出せば曇りません…

 

という事で観測する時の服装はレンタル防寒着に普段の格好を中にするだけで大丈夫…

 

じゃ、現地まで行く時は?

日本のスキー場に行く格好で十分ですね。

ダウンジャケットと防水のズボン、くるぶしが隠れる程度のブーツがおススメ。

 

3. カメラ

まずは三脚は必須…

スマホならiPhone 11 は欲しい…

ただ、三脚をつけてAPPを入れればそれなりに写るらしい…

 

今回、三脚もちゃんとしたカメラも何も用意していない自分は全く写りませんでした(笑)…

 

4. 覚悟

多分、これが重要だと思うんですけど、オーロラが見られないこともあるって覚悟しておくこと。

頭では覚悟していても実際に見られないととてもがっかりしますからね…

 

もう一つ、オーロラが見えたっていっても、写真のようなオーロラ爆発している凄いのは滅多に見られないということと、緑色のオーロラ は肉眼では殆ど白だという事です…

 

肉眼では緑の光はあまり捉えられないようです。

ピンク色が出た時はしっかり見えるそうです。

 

5. 見えない時どうする??

これが問題ですよね〜…

昼間は犬ぞりに乗ったり、かんじき体験だったり…

でも、夜中中オーロラの出現を待っているとしたら、徹夜です…

昼間にそんなにアクティビティを続けるのは若者位…

まぁ昼間はゆっくりくつろぐのが正解です…

お酒でも飲みながらね…

 

6. どうやって行くの? ツアー?

旅行会社のツアーで遊びに行く事は30年位前を最後にしていません。

たまに旅行会社でプランを作ってもらいますが、いわゆる団体行動的なものは無し。

常に自由行動の旅です。

ただ、今回はオーロラ観測というものがあまり明確にイメージできなかったので

旅行会社のツアーを利用。

利用したオーロラビレッジというのは、一つの観光施設的なものと考えていよいですね。

イエローナイフのダウンタウンにあるホテルに宿泊し、

夜の9時少し前に各ホテルに集合。

30分程度かけてバスでオーロラビレッジに移動します。

 

ここで、ティーピーと呼ばれる円錐のテントがあてがわれて、自由に外に出てオーロラ観測をします。

通常は、夜中の1時前にホテルに向けて出発。その日は終了ですが、希望をすれば延長をして、朝の4時位までビレッジに滞在できます。

 

とても便利ですが、ツアー旅行を殆どしたことがない自分としては、正直合っていないですね。もっと自由に行動をしたかったです。

それとこのオーロラビレッジは、韓国人、中国人、台湾人、日本人が殆ど…

欧米人はほぼいません…

 

これはどういう事?欧米の人はオーロラを鑑賞したいときどうするんでしょうか?

最近の人気はロッジに宿泊して自由に観測するものだそうですが、

残念ながらそのようなものは探せませんでした。

(オーロラツアーに行こうと最終決定するまで、あまりプランを考える時間が無かったので)…

どのようなプランで日程を組むか、ここは非常に重要ですね。

 

オーロラビレッジのガイドさんはワーキングホリデーの若い人が多いように感じました。

とても一生懸命案内をしてくれる人から、殆ど仕事をしない人まで…

どんなガイドさんにあたるかでも旅の思い出が相当変わってしまいますね。

 

7. まとめ

個人的には今回のような団体ツアーでは無く、何処かひっそりとしたロッジに宿泊し、専門のガイドの案内で1週間位、のんびりと過ごしてみたいなぁと思いました。

あくまでもオーロラはおまけで、昼間の時間を暖炉の前でゆっくりとアルコールを飲みながら読書でもしている…

でも、貴重な思い出になりました。