世界的な気候変動の話題は最近連日耳にするようになっています…
温暖化が本当なのか? 実はプチ氷河期に向かっているとか? 色々な話がありますが
実際に地球規模の環境では誤差程度だとしても人類を始めとして全ての生物には大きな影響が出ている事は疑いの余地はありません…
昔、アメリカの大穀倉地帯(グレートプレーンズ)では、地下水の減少が著しく農業や酪農に影響が出ているという話を聞いていました…
ウクライナの問題も重なり、世界的に今後小麦の収穫量は需要に対して厳しい状況が続くのでしょうね…
そして、最近の熱波…
カンザス州で熱波による牛の大量死が今年発生していて、その数は1万頭を超えると推定されているそうです…
今回、この水不足と熱波を I-70 を走り続けて実際に見て実感をしました…
ケンタッキー州を抜け、イリノイ州、ミズーリ州を走っていると両脇には大草原が広がっています…
この辺りはプレーリーと呼ばれ、肥沃な土地を利用して(見るからに肥沃な土地とわかります)、小麦・トウモロコシ・大豆の他に牛、豚の飼育も盛んです…
それがカンザス州に入ると風景がガラッと変わります。
緑豊かな土地から辺り一面の茶色の荒涼とした雰囲気に。
しかも樹木が殆ど無く、木陰などが一切ありません。
また、池の水も枯れ(そもそも池が見当たらない)た広大な土地に牛が放牧されています…
車の外気温を見ると華氏104度(摂氏40℃)。
途中で倒れている牛に他の牛が集まっているシーンを見ました。
報道にあるように熱波の影響で死んでしまったのでしょう。
広大な土地で牧畜をしているので、全てを管理する事が出来ないんでしょう…
でもね…
所々に植樹をして、木陰を作ってあげれば牛も助かるのになぁと思ったのでした。