アメリカのゴルフ場でいわゆるブランドになっているグループのひとつが
TPC
トーナメント・プレイヤーズ・クラブ
PGAツアーが運営しているゴルフ場です。
15のパブリックコースと、18のプライベートコースがあります。
これらのゴルフ場はすべてトーナメント開催を前提として設計されているようですが、
最も有名なコースは、
ザ・プレーヤーズ選手権の会場であるフロリダ州のTPCソーグラスだと思います。
17番の浮島グリーンのパー3の盛り上がりは、日本のツアーでは見られないシーンですね。
今回はその中の一つ、
TPCミシガンでプレーをしました。
今年、3コース目のTPCです。
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このコース、入り口に門があり、門番がいます。
この門はコースの入り口ではなく、このエリアの住宅に入る為のものです…
(コース内には素敵な住宅が立ち並んでいます)
治安がしっかりと守られています。
クラブハウスは比較的質素…
ロッカールームは、他のTPCコースと似ています。
二クラスやチチ・ロドリゲス他有名選手の名前が入ったロッカーが一杯あったようですが、
最近はネームプレートが外されているようです。
往年の名プレイヤーも年齢的にもうあまりプレーしないんでしょうね。
コースの特徴は、かなり戦略性が高いという事。
決して狭くは無いのですが、視覚からくるプレッシャーがかなりあります。
目の前の池とかのプレッシャーは視界から消す事が出来ますが、
ボールの落下地点のハザードはやはり気になります。
初めてのコースだとここがわからないので(届くのか突き抜けるのか、次打がスタイミーになるのか等)、じわじわとプレッシャーを感じます。
自分が最もプレッシャーを感じるのは、突き抜けてしまうかどうか…
その為、ドライバーを使えるホールが意外と減ってきます…
フェアウェイはとても整備されていて、気持ちが良いですね。
この日少しだけ残念だったのは、グリーンにエアレーションがかかっていたこと…
ただ、これも昔に比べ、殆ど気にならなくなりましたが…
気になったのが、普段よりボールが飛ぶこと…
パー3でティアップして打った時に普段より飛んでいきました…
空気が乾燥しているから??
もっとびっくりしたのは、フェアウェイからきっちりとフェースが入ったウェッジの
ショットがグリーンをダイレクトでオーバーした時…
同伴者が ”いい音!” って声に出すくらい完璧なショット…
自分でもピンの上からドスンっと来る感触…
が、オーバー…
フェアウェイからウェッジがフライヤーしている??
ターフはボールの先から綺麗に取れています…
音も澄み切った綺麗な音…もちろん感触はパーフェクト…
この日は前日の雨でコースの芝はかなりウェット…
クラブを置くとグリップは濡れる状態でした…
その上、芝がとても柔らかい…
フェアウェイでもボールは若干沈み気味…
ヘッドがスウィープに入ってくると少し噛み気味になる事があります…
が、ヘッドが綺麗に上から入って、綺麗なターフを取れて、ボールは理想の高さに打ち出しているのに飛びすぎる…
この日はこの事が不思議(面白かった)だなぁと思ったラウンドでした。
ちなみに翌日の違うコースのラウンドの飛距離はイメージ通りでした…
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