子供の頃に父親と姫高麗芝を植えて、
小学生だった自分は、学校から帰ってくると芝刈りをしていた思い出があります。
大人になり、姫高麗芝に西洋芝の3種混合をオーバーシードさせたりと
色々芝生自体を楽しんでいました。
自宅にグリーンを作る程、手間暇をかけられなかったので、
なんとなく芝生の庭があるっていう感じです。
ゴルフ場の芝生の種類は知りたいと思いますが
残念ながら、パッと見て芝生の種類がわかる知識はありません。
関東の平野部では、ラフに野芝が多く使われています。
この野芝は自分のイメージでは、あまり密集しないのと
葉が広く硬いので、ボールが沈まない事です。
ですので、初心者の頃は、ラフに入ったボールの方がティアップされた状態になり、
フェアウェイよりも打ち易いと感じた事が多かったです。
インドネシアのゴルフ場もコースによって、使われている芝の種類が異なります。
一番多くプレーするグヌングリス CCは、ラフが野芝のような感じで
あまりラフのプレッシャーがありません。
一方、ナショナルオープンを良く開催するロイヤル・ジャカルタ・ゴルフは、全く違います。
芝生の種類ははっきりとはわかりませんが
ティフトン芝じゃないかな?
特徴は、葉が柔らかい事と密集している事。
ラフに入った時の対処方法でスコアが大きく変わりますが
なかなか適切な対処が出来ないのが一般アマチュアですね。
まずはフェアウェイ。
ロイヤルのフェアウェイは芝生がふかふかしていて、絨毯を歩いているようです。
非常に芝生が密集しているので、美しく幸せな気分が味わえます。
フェアウェイからは何も気にする事なく、最善のショットをする事で
シュパッと綺麗なターフが飛んで行ってくれた時の感触はそれだけで満足が出来るほどです。
もちろん、ターフが綺麗に飛ぶということは、逆に言えば、ダフってしまうと全く飛ばないということでもあります。
しかし、ロイヤルでスコアをまとめていくには、多少距離が残ってもフェアウェイからショットをする事が重要になってきます。
ボールの上、1/3位が芝生から出ている状態。
この程度の状態の時に最も気をつけるのがフライヤーの計算。
ウェッジの場合、フェースを開いて上(上空)にフライヤーをさせる感覚で打ちます。
ヘッドの入射角などは意識しないで、リーディングエッジで
芝生を切る
イメージです。
ミドルアイアン位迄の距離であれば、この位のラフからでもグリーンに乗せたい所です。
フライヤーを一番手弱計算に入れて、やはりリーディングエッジで芝生を刈るイメージで
振っていきます。
この時に注意しているのは、クラブを強く振るのではなく、
スピードです。
同じ力感で、スピードを出す感じ。
野球のピッチャーのキレのあるストレートのイメージです。
最も悩むのが完全に埋まっている状態。
プラス密集度がそれ程でも無い時です。
このライの時は、ナイスショットもミスショットも同じくらい出ます。
(今の自分の力量での話です)。
自分の場合、ミドルアイアンよりも短いクラブにしますが
ミドルアイアンの時は、フェースローテーションをしっかりして
芝生を切っていくようにスイングをします。
その時に注意するのは、芝生の抵抗でフェースが必要以上に返ってしまい
左へ飛んでいくミスショットになる事。
それをある程度計算に入れ、若干フェースを開く事と右目にターゲットラインを取っていく事です。
そのショットが右にそのまま出た時は、素直に諦めて、自分が上手く打てたんだと
自分自身を褒めるようにしています。
逆にそのように打つ準備をしても左に飛んだ時は、反省をしています。
最悪なのがラフにスッポリ入ってしまった時…
この状態に入ったしまったら、ロストボールにならなかった事を感謝しましょう。
順目・逆目の差はありますが、全く出ないですね。
何しろ芝の葉が柔らかくボールは根元まで落ちています。
ウェッジで50ヤードが限界かもしれません。
最悪なのがラフからラフに渡り歩く事…
状況によっては真横のフェアウェイに出して次のショットを確実に打てるように
する事が重要です。
残念ながら、100を切るか切れない人程、グリーンを目掛けてマン振りしていますね。
結果は5ヤードなんて事をよく見かけます。
ロストボールにならなかった事を感謝して横に出す。
これが最もおすすめな方法です。
ラフに入る事がペナルティにならないコースもあります(逆に打ち易い)。
ジャカルタエリアでのトップランクに評価が高いロイヤル・ゴルフ場。
フェアウェイとラフの違いを満喫するのも楽しめるコースです。