木蓮が満開になっています…
子供の頃、庭に白木蓮、紫木蓮が植えられていて、とてもなじみのある花木です。
木蓮はマグノリアというのは、恥ずかしながら随分後になって知りました。
ゴルフ好きの人なら、マスターズトーナメントのTBSの中継のオープニングの歌に想いがある人も多いでしょう…
歌われている、オーガスタナショナルのマグノリア・レーン…
あれは白木蓮です…
アメリカ、それもここケンタッキー州に来たことで、それよりも南部に遊びに行く機会が多くなりました…
マグノリアは普通に生えている巨木という事がわかりました…
昨年、プランテーション巡りをした時も大きなマグノリアがその歴史を語っているでした…
子供の頃は、白木蓮が臭かったと記憶しています…
父親は泰山木と言っていたので少し種類は違うんでしょうね…
庭の中心という感じで植っていました。
やはり庭に植っていた金木犀のとても良い香りとは対照的ですね…
金木犀は秋の花です…
街を歩いている時やゴルフ場などで金木犀の香りがするととても穏やかな心持ちになります。
春といえば沈丁花…
これも庭に植っていました…
花もとても好きでした…
今思うと、父親は随分凝った庭にしていたんだなぁと思います…
花では藤棚や百日紅が植っていましたし…
父親とはあまり仲が良くなかったですが、小さい頃から庭いじりを一緒にしていたのは今更ながら良い思い出です。
大きな木は父親の分担でしたが、草花は母親といじっていました…
でも、父母が一緒に庭いじりをして過ごした記憶はあまりありません…
お互い忙しかったんんですね…
こんな事を思い出したのは、近所の紫木蓮が綺麗だったので、車を停めて写真を撮ろうとした時…
こんなに良い香りするんだって感動したからです。
子供の頃はこの香りは気がつかなかったなぁ…
まだ、花粉症もなかった時、自宅には自然な香りが満ちていたと思い出しました…
木蓮の花言葉は「持続性」「自然への愛」「崇高」です。
アメリカは自然に溢れています…
南部の人達は日々の生活も自然に溶け込んでいるように感じます…
NYはコロナで大変な状況ですが、やっぱり自然への愛が足りないんじゃないかなぁ…
日本もいつの日か、里山が復活して花粉症も減り、自然豊かに動物たちと共存できるようになるというが夢です…
とても実現が難しいと思いますが、想像する事はできます…
幸せな気持ちになります…