先日、あるウェブナー講演に参加しました…
コロナウィルスにより、大きく世界が変化しましたが、良い面もあるように思う一つがオンラインを利用した会議やウェブナーです…
電話会議と違って資料も共有できるし、相手側の雰囲気も伝わるのでとても便利です…
この講演、講師の方が世界史を振り返り今度の大統領選やその後の世界情勢を解説してくれたもので、講師のキャラクターもありとても興味深いものでした…
西暦1500年位からの世界のGDPを示しながら、アヘン戦争による今の中国、インドの衰退、香港の立場、2000年に入りまた世界が大きく動いている事など…
自分の歴史の授業の記憶と言えば、縄文式土器と弥生式土器の違いから始まって、いい国作ろう鎌倉幕府やら鳴くよウグイス平安京と言った程度…
中学の先生が今回の講師のような授業をしてくれたら、もっと面白かったのになぁ…
この講演は、元々世界はインドと中国が支配していて欧米がリードしているのは最近のわずかな時代のみ…
また、インド・中国が世界をリードするのは歴史の必然…
一人の天才的なリーダーが独裁していく国が素晴らしいものになる…
といった、ん? 左か?
だから、トランプ大統領がいるアメリカについて行くんじゃなくて、中国につけって…
という内容でしたが、話はとても面白かったですね…
まぁ今中国について行けと言われても、それはね~…
考えさせられたのは、国のグランドデザインの設計がとても重要という事…
100年後に誰も生きていないけど、底を見据えてしっかりと考えなければならない…
ここの部分はその通りと思います…
子供の頃に思っていた事…
農林水産業のいわゆる第一次産業、その中で農業についてよく考えていました…
今、先端的な農業形態が当時考えていた事に近くて、よく考えていた子供時代だったと思います…
水産業は北欧ノルウェーの最新事情を調べれば、目指すところが今より明確になると思います…
問題は、林業…
湘南育ちの自分は沿岸部に住むデメリットを多く感じ、青梅の山の中に引越しました…
コロナの中、日本のバラエティー番組は奥多摩特集が多くなっています…
そこで紹介される言葉、”東京なのに自然が一杯”…
これが嫌なんですね…
自然??
杉や檜が手入れもされずに植林された山を自然とは言いません…
しかも、鹿などは保護されている為、若い樹皮を食べてはげ山になってしまっている所もありますし、落ち葉も無く土壌が痩せ、木の実の貧しい山ではお腹を空かしたクマなどの大型獣が人の生活エリアに出てくるしかない…
最悪なのは花粉症…
家の周りの杉や檜を全部伐採して、山桜やブナや楢の木々を植林したい…
新緑の春に綺麗な花がそこかしこに咲いて、秋にはどんぐりをリスが食べている…
落ち葉が溜まったふかふかの地面を散策しながら、見事な紅葉を愛でる…
日本昔話に出てくるお爺ちゃんが芝刈りをしに出掛けた里山…
欧米はこれが出来ています…
アジアは? 日本を含め中国も東南アジアも出来ていないですね…
里山再生、これをもう少し声をあげて計画してくれる政治家出てこないかなぁ~…