近所の MB Roland Distillery でテイスティングしてから買ってきたバーボン。
ダークファイア・ケンタッキー・ストレートバーボン・ウィスキー
(Dark Fired Kentucky Straight Bourbon Whiskey)
うーん、さっぱりわかりません(笑)。
ここホプキンスビル(ケンタッキー州の西の外れ)は、Dark Fired Tabaccoなるものが有名らしい!?
タバコは吸ったことが無いのでさっぱりわかりませんが、確かに周りにはタバコ畑がありますし、小屋で燻蒸処理している煙がモクモク出ているのもよく見かけます。
どうやらそのプロセスを活かして蒸留の技術を結び付けた製法らしい(まだわからん)。
独自のDark Fired Cornを使用して新しい焦げたオーク樽で熟成させたスモーキーバーボンらしい。
樽からそのままカットもフィルターも通さず瓶詰めされている一品です。
炭火? 自分は炭火焙煎珈琲が好きなんですが、やはりテイスティングした時の芳醇の香りは好みとマッチしているんでしょう。
ちなみに隣のテネシー州はサトウカエデの木を原料に作った炭でろ過する事(チャコールメローイング製法)が義務付けられています。
さて、話は戻って買ってきたバーボン。
ラベルは一枚一枚作られ貼られています。
下の方を見てみましょう。
まず、原料の記載。
ホワイト・コーン 45%
ダークファイアード・コーン 33%
ライ麦 17%
モルツ 5%
トウモロコシ78%です。
その上にはバッチナンバーとボトルのナンバリングがあります。
バレル(樽)の欄には、New, #4Char
の記載。新しい焦がした4番目の樽って事ですね。
加水をしていないので、樽ごとにアルコール度数も変わるようです。
知らなかったのですが、道理でお店で瓶をとっかえひっかえ見ているお客さんがいたんだと分かりました。
アメリカのアルコール度数を表示する伝統的な単位はProof。
112.8
簡単に言うとこの半分が一般的なアルコール度数になります。56.4%。
ちなみにイギリス、ブリティッシュプルーフは0.571倍したものがアルコール度数になります。(単位くらい統一して欲しいものです)。
ショットグラスにちょっと注ぎ、就寝前にストレートでチビチビと。
香りが高くのど越しも良い。
とっても素敵なバーボンです。
最近、眠りが浅いのでこれはとっても良い習慣になりそうです。