パンデミック以降、本当に世の中が変わってしまったと実感をします。
元々、転職しながら給料や地位を向上させていくジョブホッピング(Job-hopping)の考えが労働者側の権利として認められている米国においてその傾向がさらに強くなっています。
自分が社会人になる時は近い将来日本でも転職をするのが普通の世の中になると思っていましたが、思いの外そのような社会はやってこなくて、完全に引退するまで今の会社にお世話になろうと思っています…
最近、辞表を出してくる社員に話を聞くと、在宅ワークを基本としたいと言うのはわかるものの、用事があったら気軽に外出に行けるとかで新しい職場を選んだりしていたりするようです…
皆、朝早く会社に来て、就業時間前にさっさと帰ったり、机でお菓子を食べながら仕事していたり、かなり自由にしていますが不満のようです。
また、マスクをするなら会社を辞めるとかワクチン接種が義務になると会社を辞めるどころか接種したかどうかを確認するのもご法度。
アメリカはとても給料が高くなっています。
就労ビザが昔よりも取得が難しくなっているようですが、(中には完全に抽選になってしまっているものもあるらしいです。日本食の板さんの資格とか。何ビザ??)
日本から出稼ぎに来れると思います。
一時、ウェイター、ウェイトレスのチップを無くすとか厨房の人にも均等に分配するべきなどの話がありました。
多分、その改革は上手くいっていなくて昔と変わっていないと思います。
変わったのはそのチップの金額。
レストランによっては、お会計の時に下の方にチップの目安が印刷されている場合があります。
このチップの%のスタートが既に25%からスタートなんていうお店も増えてきました。
自分は計算が面倒なので、Tax込みの金額に20%のチップを基本としているのですが、3,4年前は15~20%程度が多かったように思います。
それが今はスタートが25%!?
今はお昼のファストフードでも15ドル以下で食べられる事なんて本当に限られたところですからチップだけで300円。
普通に食事をすればお昼で30ドル程度は最低でもかかってくるので結構な金額です。
夕食になれば、100ドル以下なんて殆どありませんから一人の客のチップだけで日本の時給なんて簡単に稼げます。
1人が受け持つテーブルは4,5はあるでしょうから、最低でも×2名。
グループで食事をしているテーブルにつけば相当美味しいチップを貰えますね。
勿論、基本給は最低賃金になっているかもしれませんが、それにしても相当な高給取りになります。
今のアメリカの事情はもうすぐ破綻すると思っていますが、日本の労働者の賃金安も問題です。
ちなみに2019年のOECDのデータでは、平均年収の世界一位はルクセンブルクの721万円。
アメリカが4位の691万円。
日本は24位の405万円。
この2年間で一気に給料が上がっているアメリカがどのような数字になったか興味深いです。
ベルギー、ドイツ、フランスに挟まれた小国、ルクセンブルク。
訪れたことが無いのでわかりませんが、中世の古い要塞の街。自然豊かな土地ですのでとっても幸せに生活できるんでしょうかね!?
老後はどこに住むのが幸せなのかなぁ??