何故かYoutubeでヘレンケラーとサリバン先生の実写の動画がお勧めに出てきました…
子供の頃から三重の障害があるヘレンケラーはどうやって克服したのかがずっと不思議だったのでこの動画で納得ができたのでした…(今更ですが)…
ヘレンケラーの生誕地は、ここケンタッキー州のホプキンスビルから車で3時間余りの所にあります…
アラバマ州のタスカンビア(Tuscumbia)
そして、その建物は、
Ivy Green
という名前で呼ばれています。
赤毛のアンのプリンスエドワード島の家が
グリーンゲーブルズ(Green Gables)
と呼ばれているのに何となく似ています…
駐車場についてすぐに思ったことは、裕福な家庭(南部のプランテーション農家)なんだなぁという事。
実際、映画「奇跡の人」を見ると使用人が何人もおり、たばこの栽培をしている事がわかります…
この地の代表的な大木 マグノリア が大きな花をつけていました…
ゴルフ好きにとってのマグノリアはどうしてもオーガスタナショナルのマグノリア・レーン…
クラブハウスまでの通路は歩くことは出来ませんが、南部のプランテーションでは堂々と歩けます(笑)…
正面の母屋で入場料を払います…
入場者がある程度の人数になった所で女性が説明をしてくれました…
日本語の映画のポスターなども展示されていました…
2階の部屋
ここは離れで最初にサリバン先生と過ごしたところじゃないかなぁ?
当時の家具や服などが残っています…
色々な資料を見ていて気が付いた事、
” The Miracle Worker ”
ん??
これは、ヘレンケラーの事じゃなくて、先生のアン・サリバンのことじゃないか!
不勉強で全く意識していなかったのですが、奇跡の人ってヘレン・ケラーの事だと思っていました…
が、ずっと気になっていたどうやって言葉を覚えたんだろう?
というのは、それを教えたサリバンが奇跡を起こしたって事で全てが納得できました…
見学後、映画を初めて見て、その凄さがわかりました…
もちろん、ヘレンケラーの聡明さも大きな要素だったことに疑いはありませんが…
映画を見ると、サリバン先生がやってきて有名な井戸のシーンで”水、Water”を理解するまでわずか2週間余り…
指の形で文字を表し、単語を覚えさせるというのは目が見えず、耳が聞こえない人にとってどんな感覚なんでしょうか?
その後、顔に手をつけて発声練習などをしていく訳ですが映画にはそのシーンはありません。
サリバン先生がやってくる前、使用人にヘレンケラーがハサミをもって暴れた時に鳴らした鐘ですね。
ヘレンケラーは、神様は多くのものを人に与えるけど、私は聞くことと見ることの二つだけ手に入れることができなかったと言っています…
努力するというのは、とても大切なことだけど簡単なことでは無いですね…