ゴルフ歴は、既に30年以上になりました。
学生の時にゴルフを始めようと友人と決めて、
早速、一緒に御徒町のゴルフショップに行き、
ドライバーからアイアン迄をキャディバックまで一式購入しました。
お店の方は若造相手に、キャディバックの背負い方まで教えてくれたことを懐かしく思います。
当時はウッドは木製。
パーシモンの時代です。
パーシモン最後のドライバーはミズノプロのパーシモンヘッドにDGのS200が刺さっていました。
時代は、メタルウッドが登場し始め、
ジャンボ尾崎がメタルウッドでいよいよ完全復活をしようとしていた時でした。
ボールもアルタス(ツーピース)、硬いボールでしたので
最初にクラブを買った時に入っていたバフィ(4W)が割れてしまって
ショックだったのを今でも覚えています。
今はあまり使わない、バフィが得意クラブだったんですね。
結婚してしばらくは、ゴルフを完全に中断。
経済的にも厳しかった事と奥様の理解が得られなかったことが最大の理由(苦笑)。
再開する頃にはチタンヘッドドライバーが登場していました。
20年以上も前になります。
パーシモンヘッドのドライバーにDGが刺さっているクラブでスコアを出せる程、
練習に時間が取れません。
亡き父親のチタンヘッドのドライバーを使ったりしましたが、シャフトが暴れまくってどこにボールが飛んでいくかわかない…
その頃に横浜にフィッティングをしてドライバーを作るという広告が目に留まりました。
奥様に内緒でお店に訪問。
オリジナルのチタンヘッドにフィッティングをしてシャフトを選択するものでした。
値段も決して高くなかったと思います。
これがドンピシャ!
当時、230〜240Y程度の飛距離でしたが、ショートアイアン並みに出玉の位置を狙っていける程。
林越えなども、どの木の上を通すなんて事が苦も無く出来ました。
44インチかそれ以下だったと思います。
この時の記憶、フィッティングは素晴らしい、というものが強烈に成功体験としてあります。
時は流れて、アイアンを買おうとなりました。
これは現在も使用しているミズノのMP63です。
その前に使っていたTーZOIDOのシャフトがヘタってきたのともう少し良いクラブにしたい欲が出てきたからです。
当時のコーチが紹介してくれたショップとの出会いがまた素晴らしいものでした。
この時は、お店に三回くらい通いながら、モデルを選択(MP63)。
ヘッドも決まり、最後はシャフトを合わせるという段階になりました。
シャフトはS200。
当時、ミズノはシャフトのカット方法が他のメーカーと少し異なっていました。
それがミズノのクラブは難しいという評価の一つのにもなっていましたね。
最終段階になり、ショップの近所の練習場でミズノの試打会をやるのでおいで、とのお誘い。
試打会にはミズノのスタッフ2名。フットジョイの方やお店の常連さんがいらっしゃいました。
確認することはシャフトの調子をどちらにするか??
同じS200でヘッドはMP63です。
見た目は一緒。
それぞれを打って最終的に選びます。
2種類目に替えて、クラブを振った時、
トップオブスイングでその場にいた全員が
こっち!
と言ったくらい、全然違いました。
自分も全く同じ感覚。
アイアンの同じスチールのシャフトで、こんなに違うの??
信じられないくらいの経験でした。
それ以来、このショップの常連。
全幅の信頼を寄せています。
残念ながら、今はジャカルタ駐在。
今までのように頻繁に遊びに行く事も出来ず、
クラブに対する信頼が薄らいできています。
年齢とともにスイングも体力も変化していますから。
昨年、ジャカルタでM2を購入。
それ以来、たまの馬鹿当たりがありながらも信頼性が減少。
一時帰国した際に大型店のフィッティングを受けました。
画面には細かい数字が表示されます。
シャフトもヘッドも色々変えて打つことができます。
良い結果が出るのもあるのですが
信用できないんですね。
コースで使えてなんぼですから。
自分のスイングのテンポや癖などを元に適切なアドバイスを受けられて、
相談しながら新しいクラブを選ぶことができる…
この幸せを知ってしまった自分は、
幸せでもあり、不幸でもあるのかもしれません。
クラブ選びって奥が深いですね。