昨年11月に中国からパンダがインドネシアにやってきました。
ボゴールの奥にあるTaman Safari です。
客寄せパンダをそのままに、サファリに行く道の渋滞で
ゴルフの行き帰りも結構影響を受けています。
ホームコースのグヌングリス CCは、サファリに行くまさにオン・ザ・ウェイです。
渋滞が無ければ、わずか30分程の道のり。
という事でパンダを見に行ってきました。
最初に書くと、インドネシアのサファリを見くびっていました。
素晴らしい!!
の一言です。
よくジャカルタに来ても観光する場所が無いと言いますが
このサファリは外せない観光スポットでした。
サファリは、朝の9時にオープンです。
土日は直前の高速の料金所が7時を過ぎると混んで来ますので
オープン前に近くまで行く必要があります。
洒落たお店が結構あるので、そこで朝食を取りながら時間調整するのがオススメですね。
サファリの入り口に近づいてくると、道の左側に人参やバナナを売っているお店が立ち並んで来ます。
サファリの動物にあげる餌です。
これは、絶対に買う必要があります。
サファリに入場すると買う事は出来ません。
人参は、20,000 IDRでした。150円位ですね。
2人で一つ買えば十分ですが、3人いたら2つ買うことをオススメです。
何しろ楽しいですから。
車に乗ったまま入場ゲートで料金を払います。
この時にインドネシア人と外国人は料金が異なります。
ローカルの人と一緒であれば、日本人はローカルのフリをしましょう。
少し安く入れます。
確実にバレますが(笑)。
システムがよくわかっていなかったのですが、
お金を払って入場すると直ぐに動物達が周りに現れます。
入場した直ぐの所にトイレがあるので、
済ませておく必要があります。
結構、ゆっくりとサファリを回ることになりますが、
一度入場すると途中にトイレはありません。
下手に車を降りると猛獣のエサになってしまいます。
まず、鹿やラクダなどの草食系の大人しい動物達が迎えてくれます。
ビックリしたのはその数。
群馬サファリパークや富士サファリパークなどと比べても
圧倒的な広さと動物の数に驚かされました。
動物達はどんどん車に近づいて来て、人参にパクつきます。
楽しいですね。
小さい子供達はやっぱり怖いのか、窓を少し開けて人参を差し出しても
動物が近づいてくると、投げちゃいますね。
すぐに窓を閉めてしまう車も多いです(笑)。
装飾系の動物エリアを抜けるとゲートがあり、
肉食系の動物ゾーンに入ります。
ここもビックリですが、虎やライオンがいっぱいいます。
ホワイトタイガーも一杯。
しかも、本当に自然な感じの雰囲気でそれぞれのエリアに動物がいます。
このサファリを楽しむ時に少し考えるのが
人参をどのようなペースであげるか?
あんまり早くあげ過ぎても足りなくなっちゃいますし…
実は、草食エリアと肉食エリアが3回位、交互にあります。
ですので、肉食エリアを2回通過したら、残りのエサを全部あげましょう。
最後の方のエリアの動物達は最初のエリアの動物達に比べて絶対エサの量が少ないです…
このサファリゾーンだけでも十分に遊びに行く価値があります。
日本のサファリに比べて敷地が広く、より自然な感じがするのが良かったですね。
シンガポールのナイト・サファリも人気スポットですが
こちらをお勧めします。
ちなみにナイト・サファリもやっています。
さて、サファリのエリアを抜けるとエレファント・ショーの会場の前に着きました。
この横には、象に乗って周囲を散策するツアーの発着場所でもあります。
丁度、ショーが始まったところでしたので、そのまま会場に入ります。
このショーは、見事に象を操るところも当然すごいのですが、
くちばしの大きい大型の鳥が飛び交っているところです。
これは、見事であまり日本では見られない雰囲気を味わえます。
(鳥のショーは別の会場で行なっているのですが、必見です!)
エレファント・ショーを見終わってから、車に乗り直し、
園の一番奥に進みます。
敷地が広いので、車で移動するのがお勧めです。
パンダを見るのを大優先です。
一番奥の駐車場に止めて、運転手と共に行動しました。
駐車場からそのまま歩いて行けるのかと思ったら、
バスに乗ります。
様子がわからなかったのですが、
ここからパンダのいる所までは、このバスに乗らなければいけません。
(当然、無料です。)
しばらく細い道を登って行くと目の前にどーーーんと
中国風の建物が登場しました。
建物の横でバスを降ります。
建物の中にはパンダの手術室がありました。
かなり山の上に登っているので景色は、完全な山中…
エスカレーターで3階まで登り外に出ると、
立派なガラス張りの部屋の中に1頭のパンダが寝ていました。
遠くの方だったので、チラチラ見ながら外に進みます。
すると、目の前にどかっと座って、竹を食べているパンダが目の前に…
本当に目の前です。
上野動物園と違って、近くに係員もおらず、皆んなじっくりと観察しています。
(あまり混んでいないタイミングだったのでラッキーでした)
バスで登って来たこのエリアは、パンダの為に拡張した所だと思いますが
本当に立派で広く、パンダも幸せだと思います。
パンダそのものよりも、この施設の立派さを感じる為にも訪れるのが良いと思います。
他にレッサーパンダもいて、子供達は餌をやりながら写真を撮っていました。
(これは有料)
しばらく、このエリアで楽しんで、中国風の建物の中にあるレストランで
麺の昼食をとりました。
***** 続く ******