インドネシアに駐在として来た2016年4月。
当時は今よりも日常生活で暑い!!
と感じていました。
赤道付近、熱帯地方の国なので当然と言えば当然です。
日本が丁度桜の季節という事もあり、余計に暑さを感じました。
最近の日本の夏は、インドネシアよりも暑いし湿度も高いのですが…
そんな時、ジャカルタ南部のボゴール地方は標高500mの高地で朝など肌寒い位でびっくりしたものです。
更にびっくりしたのが、インドネシア第3の都市、バンドン。
標高が800m前後の土地に学園都市です。
少し車で走ると標高が1,400m位あります。
日本人の駐在員の方達の話では、クーラーは要らない、
年に数回は毛布がいる…
そんな話を聞いたりしました。
このバンドンで最初に行ったイタリアン・レストラン、
Fasion Pasta
イタリア人が常駐して、味も良く、景色も良いお店でした。
このお店、昨年店の場所が移動しました。
お店が移動する事、今回が3回目。
どうもそれと同時にイタリア人のコックさんは本国に帰った模様です。
ローカルの奥さんがまだお店にいますが、離婚したんだろうと
地元の駐在員さんはこそッと話していました。
それと同時にお店の名前も少し変わって、
Fasion E Pasta
”E" を入れた意味は何なんでしょう??
しばらく、ご無沙汰だったので、新しい店舗がどうかも含めて突撃です。
バンドン市街から北に向かって、山道をどんどん登ります。
途中の、高級避暑地エリアを通り過ぎ、急に灯りも少なくなる山道をさらに進んでいきます。
転居前のお店の近くを通り過ぎ、どんどん登って着きました。
標高が丁度 1,000 m。快適な気候です。
傾斜地にお店を構えているので、どこが一階かよくわからないような作りですが
テラス席やカウンター席もあり、階段を登って2階席になります。
本日のお客さんは我々だけ…
大丈夫なんでしょうか?
まずは、定番のマッシュルームスープ。
今までハズレのないスープですが、少し?がつく感じ。
シーザーサラダも頼みました。
まずは、ピザを2種類。
マルゲリータとサラミですが、どっちも同じような味を頼んでしまいました。
バジルを追加で頼み(写真の倍位になりました)、マルゲリータに使いました。
生地はパリッとした感じで、食べやすく美味しいです。
パスタも2種類。
カルボナーラはこんな感じ。
パスタ自体の味が少し悪いかなぁ?
茹で加減は良いのですが、なんとな〜く舌触りが…
もう1種類はナスを使ったものにした所、
ナスが無いとの話。
代わりにズッキーニで良いか?
と聞くので、他のものにしました。
何を頼んだか忘れちゃいましたが、これイマイチでした。
何しろお客さんがいないので(多分週末は大勢の観光客で混雑していると思いますが、
平日は市街から離れているのでガラガラなんですね)、
食材の回転率が悪そう…
昔から知っている現地駐在員の方達も味が悪くなったと首を傾げていました。
(十分、美味しいのですが、昔はもっと美味しかったので)。
やはり、イタリア人シェフがいなくなってしまったのは痛手ですね。
ワインはこれ。
Vivinoで見るとどちらも五百円程度のワイン…
昔はワインセラーから自分で選んできたんですが、
今は、中身の空の瓶が飾りで置いてあるだけ。
時間が経つにつれ、昔の方が良かったと感じて来てしまいます。
途中、大雨になりましたがすぐに止み、眼下に夜景が広がって来ました。
最後にデザートでパンナコッタとエスプレッソ・ダブルを注文。
最後にもうこのお店には来ないかなぁと思わせたのがエスプレッソ。
普通の薄いコーヒーです…
本当にガッカリしました。