インドネシア人の友人に、
最高級インドネシア料理を食べたことあるか?
と、たずねられ、
何処?
無いけど…
と答えました。
お前はもう何年ジャカルタにいるんだよ…
と言われてしまいました。
お店の名前は、
Plataran Menteng
うーーん、知らない…
大統領も来店されるらしいです。
という事で、早速予約をしてもらい突撃です。
お店に着いて、びっくり。
何か凄いです。
聞けば、お店のオーナーはホテル経営をしている大富豪で
このお店は趣味みたいなもののよう。
古い建物風に作った比較的新しいものだそうです。
お店の前にはフォードが停まっていました。
これってよくわからないけど、かなり貴重なものですよね。
店内には大木があります。これほどの大木が特に圧迫感も無くあるという事は、
室内空間がとても大きいという事。
重厚感のある調達品がとても目に付きます。
このお店は、3階まであるようで(屋上もあるのかな?)、
少し見学に行ってみました。
インドネシアのお金持ちの世界を少し覗いた気分です。
この個室の入り口のドア…
無垢の木を使っていて、多分(当然?)手彫りだと思います。
インドネシアは元々良質な木材が豊富で、それを利用した家具や建築資材が
多く輸出されています。
残念ながら、最近は乱獲もあり規制が厳しくなった事で
昔のように良質で安価なものはなかなか手に入らないようです。
この壁にかけられたお皿も有名なんだと思いますが
全く価値がわかりません(苦笑)。
店内は非常に広く、となりの席とは距離が離れています。
一見してお金持ちそうなインドネシア人が一杯います。
インドネシアは相続税も無く、お金持ちは日本人とは比較にならないほど
お金を持っています。
よく、デヴィ夫人がインドネシアの友人の話をテレビで話していますが
スケールが違いすぎてよく理解できないですからね。
注文は彼に任せました。
グラメフィッシュのフライ。
ココナッツオイルで揚げているので、少し口に合いません。
これをカレースープに入れているのは好きなんですが…
ナシゴレンのブラック…
何で黒いかわかりません(笑)。
これを食べながら、日本で平成5年に起きた米騒動の話で盛り上がりました。
あの時は本当にお米が突然市場から無くなって、
仕方なく買ったタイ米が全然食べられなかったんですよね。
今は多くの日本人も食べられるようになりましたが…
牛肉のこの料理は辛いです。
正直、もう一つ。美味しいんですが、好みと違います。
オススメはこれ。
マンゴーと鶏肉を使っています。
中に少しだけバリ島の柑橘系の果物も入っています。
マンゴーの食感が美味しく、味も薄味でとても美味しかったですね。
定番のタフ(豆腐料理)。
これも美味しいです。
これらの料理が伝統的なインドネシア料理なのかと尋ねたところ、
タイ料理も交えてアレンジしているとの事。
ジャワ料理とかスンダ料理といった、伝統的なインドネシア料理では無いとの説明でした。
デザートはココナッツプリン。
ココナッツの身の内側の部分も食べられます。
メニューをアップしておきます。
夜の9時半位迄残っていたら、他のお客さんは殆ど帰っていました。
店内のピアノでは、歌手が練習していました。
こんな高級感に溢れるインドネシア料理店を今迄知らなかったとは…
友人は何故、色々聞かないんだ?
もっと一杯あるよ〜と行っています。
だって、色々なゴルフ場に行くことに集中してたからだよ〜(笑)