アメリカの生活をしていると地域にもよりますが日常生活で子供たちの姿を殆ど見る事はありません…
通学はスクールバスか親が車で送ります。
治安の問題なので致し方ありません。
放課後、クラブ活動などを除き子供同士が遊ぶ場合も、親が友達の家まで車で送ります。
ですので、子供が道を歩いている姿って、5年程度米国に住んでいても見たことがありません。
もちろん、観光地や市街地の休日などは親子で歩いていますが…
たまにスマホが警報音が鳴り、びっくりすると(運転中などは車が爆発するのかと思った(苦笑)、
誘拐に関する警報だったりします。
子供の所在が分からなくなった時点で、すぐに誘拐を想定し、付近の人達に注意を促すんですね。
もちろん、誘拐だけではなく、事故や大型の動物に襲われたりも警戒します…
そんな事でゆっくりと散策できるエリアはとてもホッとします。
テネシー州チャタヌーガは、まさにそんな小さな田舎町です…
ここに1本の歩行者専用の橋(Walnut Street Bridge)があります。
床は木製…
橋の上には所々にベンチが置いてあり、のんびりと景色を眺める事ができます。
この日は水族館に行った後、陽気も良く、橋の上でボーっと夕焼けを見ていました。
眼下には観光船が通る時に汽笛を鳴らしながら船長さんが手を振ってくれたりします…
面白いのは、橋の中央で何か集会をやっている事…
女性がバンドの音色に合わせて歌っているんですが、これがとても綺麗な歌声…
そういえば、テネシーワルツってどんな歌なんだろう…
夕陽が長くテネシー川に伸びる頃、山の向こうに陽が沈んでいきます…
爽やかな風を感じながら、テネシー川にかかる橋でノスタルジックな気持ちになりました…