社会貢献、SDGsの一環として桜の植樹を検討しています…
やはり、日本を象徴する桜にしようと思っているのですが、意外なほどアメリカも桜があります…
日本で桜と言えば、ソメイヨシノが最もポピュラーですが、こちらでもYOSHINOとそのまま流通しています…
八重桜や神津桜など色が濃い目のものの方が良いかとも思いますが、スタッフにYOSHINOで進めるように話していました…
本日、業者からAKEBONOという桜を推奨するとの回答が…
曙??
良く知らなかったので、調べてみました…
神代曙(ジンダイアケボノ)という種類の桜がすぐに見つかり読んでみると…
ソメイヨシノと同じ親のオオシマザクラとエドヒガンの交配種。
Wikipediaより
東京都調布市の東京都立神代植物公園に原木がある桜で当初は、アケボノという名前で植栽されていたが、公益財団法人日本花の会の桜の名所づくりアドバイザーである西田尚道が特性が異なることを発見、桜研究者である林弥栄による調査により今まで知られていない園芸品種であることが判明した。品種名は、神代植物公園と旧名であるアケボノに因み、1991年4月に公益財団法人日本花の会の会報である花の友No.41号で発表された。原木が異なる特性を示した原因としては、接木に用いられた台木が成長した桜と考えられる。
しかも、ソメイヨシノは今苗木の販売も中止してるという事がわかりました。
Wikipediaより
様々な理由で第二次世界大戦後に大量に植えられた多くのソメイヨシノの樹勢が低下しつつある。ソメイヨシノはサクラ類てんぐ巣病に弱く、この事を危惧した公益財団法人日本花の会では、2005年(平成17年)からソメイヨシノの苗木の配布を、2009年(平成21年)からは販売も中止し、ソメイヨシノから植え替えする場合の代替品種としては、てんぐ巣病に罹りにくく、開花時期と花の特徴がソメイヨシノと類似するジンダイアケボノへの植え替えを推奨している。公益財団法人日本花の会が配布した苗木は2019年春時点で約17万本に達した。ジンダイアケボノはソメイヨシノより開花が数日早く、花の色が少し濃い。成長した場合の平均樹高は約13メートルでソメイヨシノより5メートルほど低いものの、小型な分、都市部に適している面もある。このため花見の名所を管理する各地の自治体などが、老木となったソメイヨシノを更新する際にはジンダイアケボノを植樹する事例も増加している。配布が開始されてから20年以上が経過しているが、各地に植栽されたジンダイアケボノがてんぐ巣病に罹病した症例は無いため、てんぐ巣病抵抗性があると判断できる。
なんと日本の代表的な桜、ソメイヨシノは今後ジンダイアケボノに変わっていくという事です…
それも2009年から本格的に始まっていたとは…
アメリカではワシントンDCのポトマック湖畔のソメイヨシノが有名ですが、いまは全国各地で咲いています…
(写真は2019年ナッシュビルのセンテニアル・パークで撮影)
ただ少し違うなぁと思っていたのは、このAKEBONO種なのかもしれません…
こんな記事も発見…
1912年に日本からアメリカのワシントンDCに寄贈された「ソメイヨシノ」と、別種の桜がアメリカで交雑してできた実生の桜に米名「akebono」(日本名「アメリカ」)という品種があります。これを逆輸入して日本の神代植物園で接ぎ木して育てたうちのひとつが、「アメリカ」と異なった特徴をもっていました。
それが「ジンダイアケボノ」(神代曙)です。
「参考HP」
消えつつある「ソメイヨシノ」と、新しい桜「ジンダイアケボノ」(神代曙) | バラと小さなガーデンづくり
なんと、アメリカがオリジナル⁉
もうビックリ仰天…
植樹に向けて造園業者とのやり取りが続いています…