本当に東京オリンピックはどうなるんでしょうかね?
全く興味が無い人は中止になって欲しいでしょうし、選手や関係者はなんとか実施して欲しいと思っているでしょうね…
中止とか延期になると思っている選手は練習にもなかなか身が入らないでしょうし、可哀想です…
思い出すのは、1980年のモスクワオリンピックのボイコット…
冷戦時代、民主党のカーター大統領が1980年1月にボイコットを訴え、日本は政治的に追随する形で不参加となってしまいました…
日の丸飛行隊を幼稚園で先生と一緒に見た頃からオリンピックは大好きだった自分は、オリンピックだからテレビで見られる種目がとても新鮮で楽しかった…
その中のひとつがレスリング…
レスリングは日本のお家芸のひとつ…
近年、オリンピック種目から外れてしまうかもと心配されましたが、とてもオリンピックにふさわしい競技だと思います…
この時、当時世界一の実力を持っていた高田裕司選手が記者会見で涙で訴えていたのを本当によく覚えています…
柔道の山下泰裕選手も並んでいましたね…
以来、全然関係の無い自分はいつも高田選手の心情を考えてしまうという40年を過ごしています(大げさ…)。
ただ、高田選手は1976年のモントリオールでは金メダル、1984年には銅メダルをとっています。良かったです。
日本が不参加の大会はテレビ中継も極端に少なくなりました。閉会式のマスゲームでマスコットのミーシャが涙を流す演出が観客席でありました…
本当に泣いていました…
当時言われた言葉は、政治とスポーツは別だという主張…
これはやっぱり違うんですね…
政治の下にスポーツがあるのだと思います…
これは今でもそうなんじゃないかなぁ?
そして今回を機にもう一度見直す必要があるのが競技種目だと思います…
商業主義から競技がどんどん増えていますが、歴史も伝統も無いものをオリンピックに入れて規模を大きくする必要は無いのでは??
伝統的な競技に絞っていれば、こんなに大きなイベントにもならずになんとか開催できたかもしれません…
アメリカ、インドネシアに住んでみて思う事はオリンピックの話題だけでもこれだけ大騒ぎになるのは日本らしいという事⁉
どちらの国も自国の選手が金メダルを取っても翌日オフィスで話題にしていませんね…
不思議に思って、興味ないの?と尋ねたことがありますが、
”うん、テレビで見たから知っているけど、自分に関係ないじゃん”
っていう雰囲気でした…
今の日本の多くの人もこんな感じなんでしょうね。
自分は今でもオリンピックで大興奮しますが、確かに新競技についてはこんな気持ちもあります…
さて、どうなることやら…