レスリングの高田裕司選手が柔道の山下泰裕選手らと共に涙を流して参加を熱望したモスクワ・オリンピック。
あれは1980年でしたから、もう40年以上も前の話です…
スポーツを観戦するのが大好きだった自分はオリンピック位しかTV中継が無いレスリングの試合は楽しみだったので、本当にボイコットをして欲しくなかった…
当時、アメリカを始め日本がボイコットした理由は、ソ連のアフガニスタン侵攻…
当時、政治とスポーツは別なんだ という論調は一杯ありましたし、自分もそうだと思っていました…
が…
今回のロシアのウクライナ侵攻とこれから開催される北京冬季パラリンピック…
当時と殆ど同じ構図です…
では、ロシアの選手たちは政治とスポーツは別として何にも関係なく参加できるのでしょうか?
そもそもロシアは国家ぐるみのドーピング問題でロシアとしてのオリンピック・パラリンピックの参加は認められていません…
政治は国民の意志で行われているのです…
仮に独裁政権であって、国民が意見を言えないにしても世界のルールとしてそれはダメなんだと年を重ねるごとに思うようになりました。
スポーツや文化的な交流も国際的に出来なくなってくると国民は不満に思うようになります。
そして、悪政を打破する為に革命が起きなければいけません(血を流す必要は無いです)。
今回のウクライナ侵攻とロシアの選手のドーピング騒動とその後のメダル授与が未だに行われない団体競技など中国との関係を考えると全部つながっているようで何だか怖いですね。