ゴルフが一般的な道具を使う球技と違う特徴は、
グリップの延長線上に芯が無いこと。
野球のバットもテニスラケットもいわゆるシャフトの延長線上に芯があるのに比べて、
先っちょがちょっと曲がっているの特徴になります。
ホッケーなんかもそうですが…
そして身体の回転と飛ばす方向が身体の正面から90°横を向いているということ…
この特徴と止まっているボールを打つ事がゴルフを難しく、そして面白くしている訳です。
さて、最近のゴルフ理論はわかりませんが、パーシモンにスチールヘッドのドライバーが当たり前だった時にゴルフを始めた自分は、スウィングのスタートは
30cmは真っ直ぐ後方に引くこと。
と教わりました。
今の理論では左上腕が外旋しながらテークバックをしろということでしょうか?
知らんけど。
こんな事を考えながらスウィングをしているとぎこちなくなってしまうし、頭でっかちです。
それでは、何故先人の名手達は30cm真っ直ぐ引けと言っていたのでしょうか?
これが分かれば理屈はいらないですね。
答えは簡単、ヘッドをすぐにインサイドに引くなって事です。
うん、なるほど。
いやいやいや…
何で、インサイドに引いちゃいけないのか??
一般的にはインサイドにクラブをあげるとトップでループしてアウトサイドインの軌道になりやすくスライスになるとか…
そんな理由があったりします。
最近はYoutubeなどで動画のレッスンもあるので、わかりやすいのですが昔は雑誌やレッスン書なんかしか無いですから言葉の意味がよくわからなかったりしました…
片手打ちの練習をしながら、何となく感じた感覚…
クラブの重心が自分の身体とグリップとどの位置関係になっているのかを感じる事。
(ヘッドを感じるというのとは全然別に)
クラブを30cm真っ直ぐ引くと左上腕は外旋します。
しかし、そのまま凱旋しながらスウィングはできないので、ローテーションの動作に移行します。
この時、左上腕は内旋に切り替わるのですが…
この切り替わるタイミングでのそれぞれの位置が一定になる感覚を掴めば…
でも、まぁ 意識しない事が何事も上手くいくわけで(苦笑)