子供の頃は天文少年でした。
毎月、プログラムが変更される地元のプラネタリウムに必ず行き
学芸員の方にも覚えてもらって、博物館の中や屋上での黒点観察などを
させてもらいました。
自宅では10cmの反射望遠鏡を使い、土星の輪を見たり(ちょうど輪の角度が変わる時でわくわくして向きが変わるのを観測していました)、
木星のガリレオ4惑星を観測したりしました。
最も面白かったのが月食の時の月の表面を望遠鏡で観測しているときでしたね。
影が物凄い勢いで月の表面を移動していくんです。
そんな自分も人生を折り返した今でも空を見上げるとワクワクします。
ここインドネシアに来て、真っ先に思ったのが南十字星を見られるでした。
さて、今夜は SUPER BLUE BLOOD MOONなるものが観測されました。
(現在、進行形)。
月が地球に接近した際に見える月は「スーパームーン」。
1カ月に2回、満月になる「ブルームーン」。
皆既月食で、月が赤っぽく見えることから「ブラッドムーン」。
NASAは、3つが同時に起きるので
「スーパー・ブルー・ブラッドムーン」
と呼んできます。
テンコ盛りでなんのひねりもありません(笑)。
インドネシアでもこんな記事が出ています。
NHKの国際放送はこの話題で持ちきりですね。
各地からの中継画像を放送していました。
でも、観測は寒いだろうなぁ
ここジャカルタ。
寒さの問題はありません!
Tシャツです。
問題は天気。
ジャカルタは空気も悪いしあまり条件はよくありません。
丁度、アパートのベランダが良い角度なので、NHKの中継を見ながら
外に出てみました。
おおぉ。
見えました!!
iPhone SEのカメラの能力だとこれが限界。
薄い雲が漂っていて、見えたり隠れたりです。
眼下のテニスコートでは、近所の人が何人か集まって、立派なカメラで写真を撮っています。
雲に隠れる前にBLOOD MOONを見ることが出来ました。
ちなみに下が東京から送られてきた写真。
スマホの画像をLINEで送っているので解像度が極端に悪いですが
一番光っている部分が東京は右下。
ジャカルタは右上です。
子供の頃、皆既月食になっても赤く月が見えていて
なんだ? 隠れないじゃん。
とがっかりしたことを覚えています。
あの時にブラッドムーンという事を知っていればなぁ~。
今回、NHKの映像を見ていて、
日本とインドネシアの距離の違いを感じました。
月の欠ける位置がNHKの映像と全然違うんですね。
北半球と南半球。
やっぱり近いようで遠いですね。
まだ見たことの無い皆既日食を見たいです。
次の日本での皆既日食は2035年9月2日。
うーーん。生きてるか??
2019年12月26日にインドネシアで金環食。
これは前回の日本で見ることができました。
直近では、アルゼンチンとか南極とか。。
無理です(泣)。
2024年4月8日 アメリカで起こる!!
これは見に行こう!!