知らない土地や楽しみにしていた所に初めて訪れた時の楽しみの一つ…
それは、
食事
時には、口に全く合わないものもありますが、それもしばらくすれば良い思い出になります。
当然、インドネシアでもこの国独自の食事を楽しみたい。
出張ベースではなく、駐在を開始した2016年から色々挑戦しました。
ただ……
残念なことに美味しいものが余りありません。
インドネシアは長きに渡りオランダの統治下にありました。
日本は、戦時中わずか3年半統治したんですね。
よく東南アジアの国やアフリカ諸国を考える時に、どこの国の統治下にあったか?
という事がわかりやすかったりします。
フランスの統治を受けたベトナムは今も残る建物は素敵だし食事も美味しい。
イギリスの統治を受けたオーストラリアや南アフリカは、インフラがしっかりしている。自分としては、ゴルフ場が早くから出来ているというのも重要。
それでは、オランダはインドネシアに何を教えて、残したのか?
そう言えば、オランダの食事ってどんなの?
以前、仲間とネットで調べてみました。
すると…
これって、インドネシアの料理??
と感じる衝撃の写真の数々(笑)。
何しろ、色合いが全体的に茶色っぽい。
どうもオランダ人は食を楽しむという感覚よりも
空腹を満たすという方に重きをおいている?ようです。
アメリカ人と同じだ(笑)。
オランダ人よ。
何を教えたんだ…
という事で、美味しいものがあまり無い、インドネシアでは段々と
インドネシア料理を食べる機会が無くなりました。
実は今年の5月、会社が創業以来の売上記録を達成!
お祝いに職場のスタッフを食事に連れ出しました。
こういう時の反応の良さは、インドネシア人は日本人以上?
女性スタッフがあれやこれやと場所を選択してくれました。
渋滞と各メンバーの自宅を考慮すると、あまり選択肢も無いのが実情です。
そんな条件から今回出てきたのが、
Mang Engking
ローカル料理です。
渋滞の名所 BekasiのSummareconのモールを通り過ぎたところにあります。
スンダ料理という事が外観でわかります。
スンダというのは、インドネシアの民族でジャワ人に次いで多いです。
ジャワ人と言えばジャワ原人。
スンダ人はそのイメージとは少し違います。
女性は、肌が白くスタイルが良く、美人が多いのが特徴です。
いわゆるスンダ美人で、キャディさんの多くはスンダ人です。
さて、話を戻してレストラン。
ボゴールに初めてできたお店のようです。
敷地の中央には大きな池。
その池を取り囲むように、独立した客席がせり出しています。
この様式がスンダ式みたいです。
17時過ぎに入りましたが、水辺のおかげか涼しいです。
蚊や虫もいなくて、安心しました。
飲み物はココナッツとオレンジジュースのミックスを注文。
どんなのが出てくるかと思ったら、
上半分を大きくカットしたココナッツの実を持ってきてくれました。
これに別の容器に入っているフレッシュ・オレンジジュースを自分の好みで
足すというもの。
これ、お勧めです!!
少し飲みにくいココナッツが自分好みの味に変身します。
スンダ料理は比較的野菜が多いのが特徴。
味付けが自分にとても合っていました。
ローカルの人は、たいして美味しくない、という評価もあります(苦笑)。
ただ、日本人にはとっても合うんじゃないかなぁ?
エビも大きくて新鮮。
自分の好きな魚のフライも身がふっくらして美味しかったです。
蟹も味付けが良かったです。
皆に好きなだけ注文させて、一人 1,800円ほど。
安い!!
皆、ちゃんとしたの頼んだのかぁ?
お腹も一杯になり、雰囲気も楽しめました。
今度、日本からの出張者を連れてこようかなぁと思います。