ニュージーランド・オークランドの短期間の滞在も残念ながらこの日の宿泊で最後となりました。
最後の晩餐は、イケメン・オージーに予約してもらいました。
ホテルから前夜と同じように歩いてハーバーに。
ヨットが並んでいます。
Viaduct Harbour、Viaduct Basin(バイアダクト・ベイシン)です。
オークランドは、“シティ・オブ・セイルズ”(帆の街)の愛称を持つ街で、オークランド住民一人当たりの船舶所有率が世界一だそうです。
振り返ると大型ヨットのキールがどーーーんとありました。
そう、ここは知る人ぞ知るアメリカズカップが2000年と2003年に開催された場所なんです。
第35回アメリカズカップで優勝した、エミレーツ・チーム・ニュージーランドが優勝杯とともにここニュージーランドにカップを持って帰ってきたんです。
アメリカズカップとはウィキペディアによると
”1851年より現在まで続く国際ヨットレース。また、その優勝杯の名。その成立は近代オリンピックより45年、サッカーのワールドカップより79年、ゴルフの全英オープンよりも9年早く、継続して使用されている世界最古のスポーツトロフィーとして広く一般に認知されている。”
という凄い大会です。
日本もニッポン・チャレンジと称して、1992、1995、2000年の3回挑戦しました。(最近ではソフトバンクが出ているようですが)
このニッポン・チャレンジ、
当時はテレビでも放送され、大変興味深く見ていました。
ヨットのキールのデザインはトップシークレットです。
そんなアメリカズカップの優勝艇のキールがどーんと置いてありました。
そんな海洋レースの世界の中心地と言っても良いハーバーの目の前にある
Oyster & Chop
が最後の晩餐です。
店内は落ち着いています。
オーストラリア・ニュージーランドのレストランはどこも落ち着いた雰囲気で
お客さんも静かで大変良いですね。
ガチャガチャ、ガヤガヤしている居酒屋のような雰囲気は、あまり好きではありません。
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メニューはこれ。
ゴルフをラウンドした後でしたので、豪州済の韓国の方に地ビールを選んでもらいました。
オイスターは本日4種類あるとの事。
入り口の看板に書いてありましたね(インドネシアに帰国後、写真を見て気づきました)
店員の説明が早すぎて何を言っているのか全然聞き取れないんです(泣)。
もう書いてもらおうかと思ったんですけど…
前日のお店に比べて、店員さんの知識は相当高いんですけど、何しろわからない…
うーーん、もったいない。
半ダースづつ4種類を注文。
Te Matuku
Te Kouma
Kaipara
Clevedon Coast
いずれも近郊の産地の名前です。
どれがどれかわからなくなっちゃんですが、
味は一言で言うと、
とーーーーっても、美味しい!!
です。
いくらでも食べられる感じです。
確実にタスマニア・オイスターを抜いた感じ。
カナダ・プリンスエドワードやケベック、アメリカ・メイン州なども美味しかったですが、記憶も無くなってきているので、これが一番。
実は昔、神楽坂の貝殻荘というお店で食べた岩ガキ(当時一個500円)が
クリーミーさと大きさでは一番だと思っていたのですが、
そうそう何個も食べられる値段では無いという事で、これは特別編ですね。
他にもステーキが食べたかったので、
皆に協力してもらい、
トマホークステーキをシェアする事にしました。
1kgです。
と思ったら、奥に一度引っ込んだ店員さんが戻ってきて、
本日用意できるのは、1.2kgだけどいいか?
と聞いてきました。
もちろん、即答で問題無し!
と回答しました(笑)。
これは、皆でシェアをするので、それぞれメインディッシュを頼みます。
自分は、シーフード・チャウダーにしました。
これが何とも言えない味わいで美味しいです。
何ていうか、具材の新鮮さとその味自体がしっかりと主張しているんですね。
ソースも最高に良かったです。
ステーキも柔らかくてジューシーだし
あっさりと皆で完食。
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デザートを頼んだのは自分ともう一人だけでした。
メニューに載っていない、店員さんのお勧めを注文。
これがまた、美味しいです!
ニュージーランドに訪れる機会はそうそう無い、日本からは遠い国。
でも、そこは美しい土地と美味しい食材に溢れた魅力的な所でした。
今度は、サウスアイランドでゴルフと観光がしたいと強く思いました。
翌日は、オークランドからシンガポールまで10時間のフライトでした。
疲れた~~。