ようやく、春がやってきて暖かくなってきたケンタッキー州。
桜も一気に咲き始めたところで、仲間とゴルフに行くことになりました。
場所は、ホプキンスビルの周辺で最も評判が良いという
Swan Lake Golf Course
車で、30分ほどの所にあります。
クラークスビルにあります。
非情にもこの日は、最低気温がマイナス…
最高気温も7,8℃に届くかどうかと寒気が下りてきました。
コースに着くとクラブハウスの前の駐車場に1本の見事な桜が満開です。
この桜はソメイヨシノのようです。
料金はこんな感じ。
週末のカート代込みで39ドル(4,300円程)ですので、手軽ですね。
1番ホールは右側に一般道が走っています。
スライスすると車に当たる可能性が…
グリーン脇には見事な桜が満開でした。
所々のホールに桜があり、嬉しかったです。
特筆すべきは、グリーンのコンディションが素晴らしい事。
雑草は全く生えておらず、芝も密集していて高速です。
この日はまともなショットが打てず、ショットがグリーン上でどのように止まるのか
確認できませんでした(泣)…
各ホールは趣が異なり、アップダウンや池絡みなど変化に富んでいて
とても楽しめます。
桜は満開ですが、木々はまだ裸の状態。
これが茂ってきたら空中のハザードもより効いてきて
とても難易度が上がってくるかと思います。
PGAツアーを見ていると物凄く狭く木々に囲まれた中で打つ、ティショットのシーンを
多く見ますが、このコースもそんな出玉の正確性を要求されるコースです。
日本では林間コースが名門という間違った?評価がありますが
それでは、曲げてしまったらスコアになりません。
欧米のコースは、曲げてしまっても違うホールのフェアウェイを渡り歩いて、
スコアを作っていくことが出来ます。
これは、プレイヤーのプレースタイルを決めていくのにとても重要なポイントで
曲げてもリカバリーが効くので、飛距離にこだわっていくことが出来ます。
多くの日本のコースは曲げると終了となってしまう事が多く、
飛距離よりも方向性重視…
結果として、ポテンシャルの低いゴルファーが多く育っていくのでは無いでしょうか??
これは、文化の違いでもあるので、何とも言えませんが
人生でもやり直しが効くアメリカと一度失敗するとなかなかリカバリーができない日本という社会と同じようで興味深いところです。
後半になると青空も見えてきましたが、プレー中は気温も上がらず寒いままでした。
それでもとても楽しくプレーできたのは、仲間と楽しくラウンドできたのはもちろんの事、コース自体が素晴らしかったからですね。
最終ホール、満開の桜の奥にクラブハウスと星条旗が見えた時、
アメリカのゴルフのすそ野の広さを見た感じがしました。