アメリカの台所事情を少し…
と言っても、主婦目線ではなく単身赴任の男がちょっと料理をしようと思っただけですが…
ジャカルタ駐在時代はメイドさんがいたので、料理をしても洗い物は任せればいいので、
楽チンです。
何が面倒って後片付けですからね。
ここ、ホプキンスビル では外食と言っても殆ど選択肢が無い(泣)…
そのくせ値段は結構します。
毎食、1,500円位が安い方で普通に3,000円を超えたりしてしまうので正直健康的にも続けられません。
という事で、スーパーに食材やフライパンなど最低限の物を買いに行きました。
スーパーといってもウォールマート位しか無いです(泣泣)…
この地域は本当に田舎なので、都市ガスなどありません。
また、プロパンガスを使ったガスコンロも無いようです。
プロパンガスを使ってのコンロは多くの家庭が庭にバーベキュー用のグリルを持っていて、
外で皆んなでワイワイ楽しむためには使っていますね。
ここでは、ほぼ全ての家庭が電気式のコンロです。
IH式ではありません。
写真の右手前がヒーターが入っている状態で真っ赤になっています。
表面は真っ平らになっているので、料理がはねたり、こぼれたりしても掃除は楽です。
意外と火力もあり、料理をする事に困る事は無さそうです。
(ただ、スイッチを切っても表面は当分熱いままなので、効率は悪いでしょうね)
問題は、換気!!
部屋内で循環式です。
これはもう全く理解できないのですが、コンロの上に電子レンジが備え付けられていて、
その上に吹き出し口が…
コンロの上部から簡単なフィルターを通して、吸い上げた空気がそのまま電子レンジの上から
吐き出されてくるのです。
これが標準的な換気システムの模様です。
米人に聞くと人によっては、壁に換気扇をつけたりしている人も当然いましたが…
(ニュージャージー州時代もそうだったか記憶がありません。今度奥様に確認しようと思います)
さて、初めての料理を開始…
この電子コンロで土鍋でご飯を炊けるか心配でしたが、問題無く出来ました。
同時にフライパンを熱して、オリーブオイルでステーキを焼いたら…
部屋中真っ白になりました(泣泣泣)…
まるで家事!!
部屋から排気を外に出さないんだから、こうなりますよね。
翌日になっても匂いが取れませんでした。
焼き上がったステーキはとても美味しかったので許します。
教訓
少し低めの温度で蓋をしてじっくり焼く事…