あと数時間で、平成という時代が終わります。
思い起こせば、昭和天皇の崩御の日、今の奥様と新宿に遊びに行く約束をしていました。
家を出る時に、ニュースで流れて知ったと記憶しています。
街では号外が配られていました…
歌舞伎町は、それこそ真っ暗…
窓には暗幕が閉められ、店内の灯りが外に漏れないようにされていました。
いわゆる自粛…
その前の年は、井上陽水の日産・セフィーロのコマーシャルでのセリフ…
“みなさん お元気ですか〜”
が、自粛によりTVの放映がやめられたりしました。
昭和63年は、自粛ムードにより本当に国全体が重く沈んだ年だったように思います。
平成に入って、自粛ムードも終わり、何となく明るくなったように感じたものの、
バブル崩壊の経済の停滞は続いていました…
そこにあの東北の大震災…
その時は、本当に街が真っ暗になってしまいました。
信号まで消えてしまった東京は、崩御の日の真っ暗だった歌舞伎町以上に人々の気持ちを
重く沈めていきました…
携帯電話からは、地震警報がひっきりなしに鳴り響き、精神的にも辛かったですね。
毎年どこかの地域で大規模な自然災害が発生し、日本の中に安全な場所は無いように感じました…
明日からは新しい時代がスタートします。
時差の関係で日本の日付が変わる時は機中の人になっています。
14時間の時差があるのですが、日本がどんな雰囲気になっているのかを
体感できず、少し寂しいです。
令和という時代が人々が自然と笑顔が溢れる時代になる事を
本当に願います。