全米プロゴルフ選手権の会場に入り、早朝にも関わらず
既に観客が大勢入っています。
午後になり上位陣のスタートに合わせて更に観客が入ってくるので
一体どうなってしまうのでしょう??
タイガーウッズは残念ながら、1打足らず予選落ちとなってしまいましたが、
やはりマスターズの優勝効果で、大勢の人がチケットを手に入れていたのだと思います。
プロの試合の観戦方法は、慣れないと難しいです。
贔屓なプロにずっとついて回るのも良いですし、
どこかで定点観測するのも良し、
ただ、初めての人にオススメは、
① 一番ホールで何組かのティーショットを観戦
② 気になった選手がいたら、数ホール追いかけてみる
③ 途中で違うショットを集中的に見られるようなスポットで定点観測を再開する
例えば、グリーン周りのアプローチとかロングホールのセカンド地点など
④ そのまま、最終組まで全選手をみてみる
⑤ 会場で配られるコースマップを見て、導線を考えながら移動して見る
⑥ 最後は18番ホールのグリーン周りを楽しむ
こんな感じでしょうか?
私は毎年数試合観戦しているのですが、お気に入りの選手を追いかけるのが好きですね。
さて、とりあえず1番ホールのギャラリースタンドに登ってみました。
好きな選手の一人 ジェイソン・デイ選手です。
ロリー・マキロイ選手は全米オープンの時にサインをもらいました。
この1番ホールは右ドックレッグ。
2009年の全米オープンの時、優勝争いをする選手は皆、コーナー部分の赤い葉っぱの木をめがけて
打っていっていました。
距離が出る選手はセンターに抜けてラフに入るよりも、右サイドの木の方のラフに入った方が
セカンドが短くなる分狙いやすいように見えます。
当然、マキロイ選手はコーナーめがけて打っていました。
2009年の時と攻め方は変わっていませんでした。
ベスページのブラックコースは屈指の難コースですが
やはり距離が長い上にラフがヘビーです。




一般営業でこのラフに入ったら、殆どロストボールになってしまうと思います。
(ベスページはパブリックコース)
全英オープン覇者のダレン・クラークを2009年に見たとき、
このラフの30cm手前からウェッジを入れ、綺麗にアプローチの練習をしていました。
全く信じられない技でした。
今回も綺麗に脱出する選手がいる一方、スピースなども50ヤード位しか出せないシーンがありました。
一度、ドライビング・レンジに戻って松山英樹選手を待つことにしました。
何しろ観客が多くて移動が大変です。


3日目はリッキー・ファウラーと同組です。
偶然なのか練習場の打席も隣になっていました。
リッキーはTVのインタビューを受けていましたが、
若い女性が周りでキャーキャー言っていました。
とても人気があります。
練習場のショットを見る限り、松山選手はとても素晴らしいです。
他の選手よりも一段上に感じます。
リッキーはリズムが良く、安定した成績を残しているのがわかりました。
スターティング・ホールは大歓声の中、ナイスショットでバーディ発進でした。
残念ながら、2番ホールの打ち上げ左ドックレッグのユーティリティ?のショットを左に曲げ、
出すことが出来ず…
この後のパー3でピン側に寄せるも入らずのパー。


よく言われている事ですが、完璧主義って感じを見ててもします。
ショットはピカイチ…
メジャー制覇のタイミングは絶対にやってくると思います。
リッキーも素晴らしいゴルフをしていますし、安定していますが
体格的にハンディがあるように感じます。


一方、大会連覇を達成した、ケプカ選手…
ハッキリ言ってモンスターです。
排気量の違いを感じます。
最終日は風が出てきてスコアを崩しましたが、
圧巻の連覇でしたね。
それにしても晴天に恵まれ、大観客でしたので観戦するだけでも疲労が…
7月にテネシーに来る時にのんびりと観戦に行こうと思っています。