PGAツアーの最終戦、Tour championship の最終戦観戦記の続き…
松山選手以下の組み合わせは以下のようになっていました。
・松山英樹、スチュワート・シンク
・Sungjae Im、Erik van Rooyen
・Daniel Berger、Corey Conners
・Patrick Reed、Collin Morikawa
・Harris English、Rory Mcllroy
・Scottie Scheffler、Sam Bums
・Tony Finau、Jason Kokrak
・Sergio Garcia、Cameron Smith
・Jordan Spieth、Louis Oosthueizen
・Dustin Johnson、Xander schauffele
・Viktor Hovland、Bryson DeChambeau
以下、優勝争いの選手が続きます。
太字の選手に注目でした…
特にデシャンボーです…
松山選手について5番ホール迄来たところで、係の人に尋ねました?
” どこのホールが一番ロングドライブショットが見られる? ”
” そうだね、多分6番ホールが一番いいと思うよ~ ”
本当はコースレイアウトを見て自分で確認すれば良いのですが、全くそんな余裕が無くとっても残念でした…
6番ホールのティグランド後ろ側はのロープからくだりの坂道になっていて、見にくい(´;ω;`)ウゥゥ
さて、松山君が来る前に真後ろを陣取っていたら…
カメラマンが来て思いっきり邪魔に… もう…
さて、6番ホールは516ヤードのパー5。難易度は18番目の絶対にバーディ必須のホールです。
結構な打ち上げホールですが、ホールの右側に高い木が2本張り出しています。
松山選手はこの木の左側に向かって打ち出されたボールがドローの軌道を描いて左のフェアウェイバンカー手前にランディング…
308ヤードのショットです。フェアウェイ左サイド。見事バーディでした。
この時少し思ったのですが、トップで一瞬止まる独特のスイングは随分変わりましたね…
マスターズを制する前にコーチを雇ったという事が話題になりましたが、1昨年の全米プロの時と全然違うスイングになっていると感じましたね~…
このホールかなり戦略が選手によって異なり、面白かったです…
コースなりにフェードを使う選手。
松山選手のように右の木からドローで攻める選手。
3Wでド・ストレートで攻めてくる選手。
モリカワ選手は3Wでフェアウェイキープを優先した筈…
が、引っ掛けて左の林へ 記録は274ヤード。
スコア記録を見ると2打目は37ヤードしか出ていませんね。
結果はパー。
モリカワ選手結構好きなんですが、このミスショットもあり、クラブを叩きつけて悪態ついてました…
パトリック・リード選手は明らかにフェード狙い…
ナイスショットでしたが274ヤードのショットは右側バンカーのファーストカット。
見事バーディです。
人気者マキロイ選手…
彼が19歳の時に参加した全米オープンでサインを貰ったのは良い思い出です。
大歓声の中見事なショットは、318ヤードでフェアウェイ左サイド。
見事イーグルです。
マキロイ選手は昔ダウンスウィングに向けてもっと沈み込んできましたが、とってもオーソドックスの綺麗なスウィングです…
ちょっと、昔の躍動感が消えたのが残念な感じです。
ガルシア選手。彼も人気者です。
トップからクラブがスッと30cm位落ちるスイングは相変わらず。
ただ、やっぱり昔に比べると落ち着いていますね。
グリップがこの位置まで下がるのは流石ですね。
見事なショットは飛距離的には293ヤード フェアウェイ左サイド。
パーでした。
飛ばし屋、キャメロン・スミス選手…
ん?? なんかバックスウィングからトップまでクラブが変な軌道…
これがパッシブトルクなのか!?
302ヤードのショットは左のファーストカット、バーディでした。
ウーストヘーゼン選手。結構応援しているんです…
素振りでも出来ないような力感の無いオーソドックスなスィング。
この力感の無さは見習いたいです。
291ヤードのショットはフェアウェイ右サイド。
バーディでした。
最近、あまりパッとしない感じのスピース選手…
一時は全部の試合勝っちゃいそうでしたけどね…
アドレスが決まらない感じで、ワッグルが多い。
目線もアドレスとボールをセットしている位置とどうもあっていないような感じが打つ前にします…
無理やりバックスイングをしてからダウンへ。このダウンの沈み込みも変でした…
打った瞬間にクラブから手を放し、地面へポトリと…
ボールは右の高い木の上をいったように見えて、297ヤード。右側2個のフェアウェイバンカーの右側のラフです。
ただ、ここから115ヤードのレイアップ、85ヤードのショットと続けてバーディでした。
流石です!
ダスティン・ジョンソン選手がやってきました。
ティボックスの右端にボールをセットして、フェードで狙うのが明らか!
ドーンと打っていったら…
曲がりません…
真っすぐ左に飛んでいってしまいました。
301ヤードショットは左のラフへ。
ただ、ここから219ヤードを打って2オン。イーグルです。
マジか!?
このコースの芝生は根が張っていて、ボールは沈みます。
何故、ラフから200ヤードを超えるボールが打てるのか謎です。
そしてお待ちかねのデシャンボー選手…
ワクワクしていたら、なんとカメラが目の前に…
彼を見るために1時間以上ここで定点観測していたんだよ~(´;ω;`)ウゥゥ
なんとか見る事が出来て(素振りの時は完全にカメラの陰に)、ワクワク…
インパクトの音が他の選手と全然違うと思ったら…
右側の高い木を大きく超えていくじゃないですか!!
下の写真は木の上に向かっていくボールが写っているんですが、全く他の選手と狙いから弾道が違います。
345ヤードのショットはフェアウェイ左サイドに止まりました。
残りを165ヤード打って2オンでしたが、バーディでした。
それにしても、次元が違う…
正直、松山選手もガルシアもマキロイもDJも…
言葉は悪いですが、アマとプロの差位の違いがドライバーショットにはありました。
でも、ゴルフはそれだけじゃないのが面白いんです。
それを痛感した6番ホールの定点観測でした。